「ブルース・ブラザース」ジョン・ベルーシの生涯に迫るドキュメンタリー、12月公開 唯一の遺族公認作品
2021年10月15日 08:00

「ブルース・ブラザース」のジェイク役などで知られる故ジョン・ベルーシさんの生涯を描いたドキュメンタリー映画「BELUSHI ベルーシ」が、12月17日から公開されることが決定。あわせて「みんな、彼を好きだった。けれど、彼を知らないままだった。」というコピーを添えたポスタービジュアルも披露された。
本作は、破天荒だが憎めないキャラクターで人気を博し、アメリカン・コメディ界に革命を起こしたベルーシさんの嵐のように駆け抜けた人生を、愛ある目線で辿っていく。米イリノイ州で育った幼少期から、コメディアン、ミュージシャン、俳優としての成功、人気絶頂の1982年に33歳という若さで薬物の過剰摂取によって亡くなるまでをとらえている。
アルバニア移民の家庭に生まれたベルーシさんは、“よそ者”と見られることに対しての処世術と成功への願望からか、幼少期から自然とユーモアを身につけていた。学生時代にはバンド活動や寸劇をするグループの中心人物として周りを笑わせる存在に。その後、シカゴの即興コメディ劇団からキャリアをスタートし、その成功を機にニューヨークへ拠点を移す。舞台、ラジオ、テレビや映画のほか、ライブアルバムを発売すると大ヒット。話題が話題を呼び、あらゆるジャンルで大成功をおさめる。しかし、あまりにも早くアメリカン・コメディの象徴的存在になったことは、大きなプレッシャーとなっていた。
本作では「ブルース・ブラザース」のほか、コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」、映画「アニマル・ハウス」「1941」など、輝かしい日々を振り返るアーカイブ映像、親友で俳優のダン・エイクロイド、弟で俳優のジェームズ・ベルーシ、映画監督ジョン・ランディスらのインタビュー、ロックバンド「ゴリラズ」のMVなどで知られるイラストレーターのロバート・バレーが手掛けたアニメーションを使用。さらに、高校時代からの恋人で、のちに妻となるジュディスが製作に協力。唯一の遺族公認作品となっており、ジュディスの自宅の地下室に保管されていた貴重な未公開音声テープ、ベルーシさんが彼女に宛てた大量のラブレターと詩が物語をけん引していく。
それらから見えてくるのは、常識にとらわれないベルーシさんの類まれなる才能だけでなく、愛、思いやりに溢れる妻への温かな思い、人気と名声を手に入れたことで彼に降りかかる問題、重圧との闘い、傷つきやすくナイーブな一面。ジュディスは本作について「ジョンがどんな人物だったかを、いろんな人たちと分かち合いたいと思った。彼がまたたく間に人生を生き抜いた様子、そしてどんなに多くの人たちに影響を及ぼしたかをね」と語っている。
「BELUSHI ベルーシ」は、「ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている」のR・J・カトラーが監督を務めている。12月17日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
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