1941

劇場公開日:

解説

1941年、アメリカが真珠湾攻撃を受けた日から6日後の12月13日の南カリフォルニアを舞台に、日本軍が攻めてくるという恐怖の中での住民たちの一日の行動をコメディ・タッチで描く。製作総指揮はジョン・ミリアス、製作はバズ・フェイシャンズ、監督は「未知との遭遇」のスティーヴン・スピルバーグ。ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイルとジョン・ミリアスの原案(三笠書房刊)を基にロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルが脚色。撮影はウィリアム・A・フレイカー、音楽はジョン・ウィリアムズ、編集はマイケル・カーン、製作デザインはディーン・エドワード・ミズナー、衣裳はデボラ・ナドゥールマン、特殊効果はA・D・フラワーズが各々担当。出演はダン・エイクロイド、ネッド・ビーティ、ジョン・ベルーシ、ロレイン・ゲイリー、マーレイ・ハミルトン、クリストファー・リー、ティム・マティソン、三船敏郎、ウォーレン・オーツ、ロバート・スタックなど。

1979年製作/118分/アメリカ
原題:1941
配給:コロムビア映画

ストーリー

1941年12月13日朝7時、北カリフォルニア海岸。ある女の子が車でやって来て、海岸に素裸で入って行った。するとあたりが急に騒がしくなり突如潜望鏡が突き出した。そして何と日本海軍の潜水艦が浮上してきた。羅針盤の故障で、司令官ミタムラ(三船敏郎)は進路を見失い、カリフォルニアの沖まで来てしまったのだ。目標はハリウッドだったはずだ。その混乱はカリフォルニアの住民にまたたく間に広がり、クリスマスの準備と平行して日本軍侵略の恐怖にヒステリー状態。見えない敵に脅えながら悪戦苦闘の時間が過ぎていく。Pー40で飛び回るワイルド・ビル・ケルソー(ジョン・ベルーシ)は日本機を撃ち落とそうとして、間違って味方の最新鋭機を攻撃してしまった。その新鋭機の司官、バークヘッド(ティム・マティソン)は、大の女好きで、司令官秘書とセックス飛行中だったところだ。当の司令官は、そのころハリウッドで陽気に「ダンボ」などを見ている。そのハリウッド大通りでは、慰問班のダンス・パーティが開かれており、可憐な女の子をめぐって大乱闘がおこっている。これを鎮圧しようと現われたM3戦車のトッリー軍曹(ダン・エイクロイド)が機銃連射で火に油を注ぐはめに。太平洋遊園地のゴンドラから敵機を迎え撃とうとするクロード(マーレイ・ハミルトン)は、どういうわけかPー40を攻撃。Pー40はハリウッド大通りに不時着。また、海岸沖に現われた潜水艦を撃沈させようと考えた民間人ダグラス(ネッド・ビーティ)は、逆に立派な家を壊滅させてしまう。こうして、騒ぎは増しに増して、遂に収拾がつかなくなってしまった。果ては遊園地をハリウッドと勘違いした日本軍が、攻撃を開始するのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第52回 アカデミー賞(1980年)

ノミネート

撮影賞 ウィリアム・A・フレイカー
視覚効果賞  
音響賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

2.0ハリウッド版ドリフ?

2022年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

波長が合えば、面白いのだろうが・・・・

伊号第19潜水艦と言えば、米空母ワスプを撃沈した殊勲艦だが、開戦時、西海岸にも接近していたようで・・・
羅針盤の件は、ヲイヲイ、帝国海軍を舐めるなよと思ったりもする。

画がそれなりに纏まっているのは、さすがスピルバーグ?

全然笑えなかったが・・・

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kita-kitune

3.0God bless America. なんかもうカオス。

2021年4月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
アキ爺

3.5オープニングからが凄く笑えた。

2020年5月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
HIDE Your Eyes

0.5スピルバーグ最低・最悪の汚点

2019年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

脚本のロバート・ゼメキスとスピルバーグは作風が水と油、合う訳がない、加えてコメディセンスが欠如していることが露呈した最悪の映画。出演依頼したジョン・ウェインは台本を読んで怒り心頭、大勢が死んだあの戦争を悪ふざけで茶化すのは止めなさいと製作中止まで訴えたという。
ギャアギャア喚いたり下ネタ連発、ゼメキスはスピルバーグを貶めるために甘言でのせたのではないかと疑いたくなる。甘言にのってしまった三船さんが気の毒でならない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
odeonza
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る