イーストウッド最新作「クライ・マッチョ」22年1月公開決定! 予告編も初披露
2021年9月20日 07:00

クリント・イーストウッドが監督・主演・製作を兼ねた最新作「CRY MACHO」が、「クライ・マッチョ」の邦題で2022年1月14日から日本で公開されることが決まった。あわせて、予告編が初披露された。
イーストウッドのデビュー50周年にあたる今年、映画監督作としては40作目となる「クライ・マッチョ」の公開が発表された。イーストウッドが演じるのは、人生に失敗したロデオ界の元スター、マイク・ミロ。落馬事故をきっかけに家族は離散し、競走馬の種付けで細々とひとりで暮らしているという設定だ。ある日、元雇用人からメキシコにいる彼の息子ラフォの誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへ――。危険で壮大な道のりは、予想外の困難と思いがけない出会いが待ち受けていた。
今作は、N・リチャード・ナッシュの「CRY MACHO」(1975年発刊)が原作。最初に企画が持ち上がったのは40年前だったそうで、原作を読んだアルバート・S・ルディ(「ゴッドファーザー」「ミリオンダラー・ベイビー」)が物語に魅了され、イーストウッドに話を持ち込んだが、当時はマイク役を演じるのは時期尚早と判断し、いったん企画は頓挫したという。
その後、2019年に「機は熟した」と思い至ったイーストウッドがルディに連絡を取り、脚本を再検討することで映画化が一気に動き出した。脚本を練り直したのは、「グラン・トリノ」のニック・シェンク。イーストウッドの個性を生かしたキャラクターに仕上げ、苦労と挫折を味わいながら義理堅い不言実行の男を書き上げた。編集には「アメリカン・スナイパー」などのジョエル・コックスが参加しており、イーストウッド組が結集した作品といえる。
予告編では、落ちぶれてしまったマイクが元雇用人から息子ラフォを誘拐するように頼まれ、メキシコへ向かうところから始まる。ラフォは親の愛を知らない生意気な不良少年だが、困難な道中で徐々に交流を深めていくさまが描かれている。メキシコを横断する旅路のバックには壮大な景色が映し出されており、物語をエモーショナルなものにしている。
さらに、「昔の俺はすごかった。だが今は違う」「男は皆マッチョに憧れる。強さを見せつけたくて」というマイクの言葉は、イーストウッドが現代を生きる我々に語りかけているメッセージにも感じられる。常に第一線で活躍してきたイーストウッドだからこそ辿り着けた「本当に強さ」が何かという答えを、観る者に届ける物語であることがうかがえる。
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