塩田明彦監督の長編最新作「麻希のいる世界」22年1月公開! 向井秀徳が劇中歌を提供
2021年9月11日 06:00
1983年のデビュー以来、話題作を精力的に発表し続け、海外からの評価も高い塩田監督。最新長編監督作「麻希のいる世界」は、塩田監督作のなかでもファンの多い「害虫」「抱きしめたい 真実の物語」「さよならくちびる」を想起させる要素も多い。塩田監督の世界観が存分に表現された快心作となっている。
主演を務めるのは、元さくら学院の新谷ゆづみと日高麻鈴(※高は、はしごだか)。「さよならくちびる」で2人と出会った塩田監督が、その魅力を最大限引き出すため、彼女たちを想定したオリジナル脚本を執筆している。共演には、窪塚愛流、鎌田らい樹、八木優希、大橋律、松浦祐也、青山倫子、井浦新が顔をそろえている。
また、「ナンバーガール」の向井秀徳が、劇中歌「排水管」「ざーざー雨」を提供。塩田監督作品で向井の楽曲が流れるのは「害虫」「カナリア」に続いて3度目となる。
重い持病を抱え、ただ“生きていること”だけを求められて生きてきた高校2年生の由希(新谷)は、ある日、海岸で麻希(日高)という同年代の少女と運命的に出会う。男がらみの悪い噂に包まれた麻希は周囲に疎まれ、嫌われていたが、世間のすべてを敵に回しても構わないという、その勝気なふるまいは由希にとっての生きるよすがとなり、2人はいつしか行動を共にすることになった。
ふと口ずさんだ麻希の美しい歌声に、由希はその声で世界を見返すべくバンドの結成を試みる。一方で由希を秘かに慕う軽音部の祐介(窪塚)は、由希を麻希から引き離そうとやっきになるが、結局は彼女たちの音楽作りに荷担する。由希、麻希、祐介、それぞれの想いが交錯し、惹かれて近づくほどに、その関係性は脆く崩れ去る予感を高めていく。
「麻希のいる世界」は、22年1月29日から渋谷ユーロスペース、新宿武蔵野館ほかで公開。
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