「マトリックス」新章、邦題は「マトリックス レザレクションズ」 12月世界公開
2021年9月8日 12:00

キアヌ・リーブスが主演を務めた人気シリーズ「マトリックス」の新章「THE MATRIX RESURRECTIONS」の邦題が「マトリックス レザレクションズ」に決定。日本をはじめ全世界で2021年12月に公開することが発表された。新章のタイトル「レザレクションズ」は“復活”を意味し、副題が「R」から始まるこれまでのシリーズの流れを踏襲している。
1999年に公開された「マトリックス」は、仮想現実空間を舞台に人類とコンピュータの戦いを描いたSFアクション。人類が現実だと思っている世界が実はコンピュータにより作り出された「マトリックス」と呼ばれる仮想世界であるという設定、斬新なアクション、ネオとトリニティーのキャラクターなどが話題を呼び、興行収入は78.8億円を記録。続く「マトリックス リローデッド」「マトリックス レボリューションズ」もヒットとなった。
本作は、シリーズ3作目「マトリックス レボリューションズ」の続編ではなく、1作目の続編となり、キャストにはネオ役のリーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モスをはじめ、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、メロビンジアン役のランベール・ウィルソン、エージェント・ジョンソン役のダニエル・バーンハードらがそれぞれ続投する。
新キャストとして、ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導くモーフィアス役に「アクアマン」のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ネオの宿敵エージェント・スミス役に、「マインドハンター」で主役を務めたジョナサン・グロフを抜てき。ほかにも、新キャラクターとしてニール・パトリック・ハリス、クリスティーナ・リッチらの出演が決定している。
8日に更新された特設サイト「What is the Matrix.com」では、本作の映像とビジュアルが初披露された。ビジュアルは白一色の背景の中に、1作目に登場した赤いカプセルと青いカプセルが配置され、そのカプセルの上には“未来を選べ”の文字が。かつて主人公ネオが“マトリックス”世界を知ることになる、究極の選択を迫られた状況のようだ。
また、サイトで選択=赤いカプセルか青いカプセルのいずれかをクリックした者だけが、 “インタラクティブ・トレーラー”を体験することができる。ユーザーがアクセスした国や地域の時間帯に合わせて、リアルタイムに時間とナレーションがカスタマイズされるという機能を取り入れた世界初のトレーラー映像となり、自分だけにカスタマイズされた本作の世界を体感することができる。ユーザーが映像を見ている国や地域に合わせて、自動的に翻訳字幕が表示される機能も搭載されている。
日本時間9月9日午後10時には、予告編が全世界で一斉解禁されることが決定した。シリーズの生みの親であり、全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーが監督を務め、最新のVFXによって創り出される仮想世界やアクションシーンも見どころだ。
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