人気アニメ映画「モンスター・ホテル」シリーズ最新作、アマゾンに売却か
2021年8月30日 22:00

米人気アニメ映画「モンスター・ホテル」シリーズ最新作「Hotel Transylvania: Transformania(原題)」が、アマゾンに売却される方向で交渉が進んでいると、米バラエティが報じている。
「モンスター・ホテル」(ゲンディ・タルタコフスキー監督)は、ドラキュラがモンスターたちのために作ったホテルを舞台にしたコメディアニメで、人気コメディアンのアダム・サンドラーが製作総指揮とドラキュラの声を担当している。
ソニー・ピクチャーズ・アニメーション製作の同シリーズは、2012年に第1弾が公開されたのち、「モンスター・ホテル2」(2015)、「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」(18)とこれまで3作が公開されており、世界累計興収は13億ドルを超える。
最新作となる第4弾「Hotel Transylvania: Transformania(原題)」は、10月1日(現地時間)に全米公開を予定しているものの、新型コロナウイルスのデルタ株による感染再拡大を受け、ソニーは別の可能性を模索。現在、アマゾンが1億ドル以上で獲得に動いているという。実現すれば、Amazon Prime Videoで世界同時配信されることになる。
なお、ソニーはハリウッドのメジャースタジオのなかで唯一自社動画配信サービスをもっていない。そのため、トム・ハンクス主演の「グレイハウンド」はApple TV+、「ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」は米Hulu、「シンデレラ」はアマゾンと、異なる配信サービスに売却されている。
関連ニュース





