ティモシー・シャラメ、「DUNE」のゴールは「原作に忠実であること」 出演の決め手も明かす
2021年8月27日 13:30

フランク・ハーバートのSF小説を映画化した「DUNE デューン 砂の惑星」で主人公ポールを演じたティモシー・シャラメにオンライン取材を実施。メガホンをとったドゥニ・ビルヌーブ監督の印象や撮影についてなどのほか、好きな日本のアニメについても聞いた。
「ブレードランナー2049」「メッセージ」で知られるビルヌーブ監督が、かつてデビッド・リンチ監督によって映画化もされたSF小説を新たに映画化。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、“未来が視える”能力を持つ青年ポール・アトレイデス(シャラメ)の運命、宇宙世界の混迷が描かれる。

シャラメは、これまで「インターステラー」でクリストファー・ノーラン監督、「君の名前で僕を呼んで」ではルカ・グァダニーノ監督、「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」ではグレタ・ガーウィグ監督と仕事をしてきたほか、ウェス・アンダーソン監督最新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」の公開も控えるなど、錚々たる監督たちとの仕事を経験してきた。
今回初タッグを組んだビルヌーブ監督については「元々一緒に仕事をしたい監督のリストのトップにドゥニの名前があった。監督が出演の決め手でした」と念願がかなったことを明かし、「素晴らしい監督、役柄、チーム。『DUNE』や『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』でも、これまで原作にもとても恵まれてきましたが、やっぱり一番は監督です。あとは、自分の年齢もあって、今はキャリアのはじまりになるような役柄に惹かれます」と出演作を選ぶ基準を説明する。

ビルヌーブ監督らしいと思った瞬間を聞くと、「砂漠で膝まずくシーンがあったのですが、監督のイメージとは少し違ったようで、『こうだよ』ってドゥニが砂漠に自ら膝まずいて、僕と全く同じ姿をしました。それがドゥニっぽいと思った」と話してから、「あと、スニッカーズをよく食べています(笑)。エネルギーが落ちないようにね」と付け足す。
ポールを演じる際には原作が自身のバイブルになったいい、「非常に豊かでディテールに富んだ原作です。ポールについても事細かに描写されているので、僕たちの大きなゴールは原作に忠実であることでした。その中でも僕が重要視したのは、ポールの成長です」と振り返る。

ちなみに、日本の好きなアニメを聞かれると「たくさん好きなアニメがあって、一番は『ドラゴンボールZ』。小さい時の僕に一番重要な作品だった。どのコマをとっても画が決まっていて、飾れるくらい。『遊☆戯☆王』と『ポケモン』も好きです」と笑顔を見せていた。
「DUNE デューン 砂の惑星」は10月15日から公開。現地時間9月1日から開催される第78回ベネチア国際映画祭で、世界初上映される。
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