「ピノッキオ」の本当の姿を知っていますか? アカデミー賞ノミネートのダークファンタジー、11月5日公開
2021年8月26日 18:00

名作児童文学に登場するピノッキオの知られざる姿を描き、第93回アカデミー賞の衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたダークファンタジー「Pinocchio(原題)」が、「ほんとうのピノッキオ」の邦題で、11月5日に公開されることが決定。無邪気な操り人形に見せかけて、行く先々でトラブルを巻き起こす“悪童”ピノッキオの知られざる物語を紡ぐ。
100年以上にわたり読み継がれるイタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」。同作をもとにしたディズニーのアニメーション映画「ピノキオ(1940)」などで広く親しまれ、ギレルモ・デル・トロ監督や、ロバート・ゼメキス監督による新作映画の製作も進行している。
本作では、「ゴモラ」「ドッグマン」で知られるイタリアの名匠マッテオ・ガローネがメガホンをとり、原作の世界観に忠実に、陽気なイメージとはかけ離れた、ピノッキオの知られざる一面にスポットを当てる。「ライフ・イズ・ビューティフル」のロベルト・ベニーニ、「2重螺旋の恋人」のマリーヌ・バクト、「Non mi uccidere(原題)」のフェデリコ・エラピらが共演。本国イタリアでは、2019年に公開されたイタリア映画のなかでトップとなる観客動員数を記録した。
貧しい木工職人のジェペットじいさん(ベニーニ)が丸太から作った人形が、ある日、命を吹きこまれたように話し始めた。ピノッキオ(エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出し、おとぎの森の奥深くへと誘われる。その道中、彼はターコイズブルーの髪を持つ心優しい妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。ピノッキオは「人間の子どもになりたい」という願いを胸に、奇想天外な冒険を繰り広げる。
あわせて披露されたポスタービジュアルには、小鳥がとまった長い鼻を、困惑気味に見つめるピノッキオの横顔が大きくデザインされている。トレードマークともいえる“嘘をつくと長く伸びる鼻”が印象的だが、背景にはおどろおどろしい木々が並び、ダークな世界観が広がっている。ポスター下部には、個性豊かなキャラクターたちの姿も。「おとぎの国の奥深く」というキャッチコピーが、いままで見たことのないピノッキオの物語を予感させる。
「ほんとうのピノッキオ」は、11月5日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
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