藤原竜也×松山ケンイチ×神木隆之介「ノイズ」映像初公開 孤島を震撼させるサイコキラー役は渡辺大知
2021年8月11日 07:00

藤原竜也と松山ケンイチがダブル主演し、神木隆之介が共演する「ノイズ」の特報とティザービジュアルが披露され、公開日が2022年1月28日に決定。映像で、渡辺大知が孤島“猪狩島”に現れる、元受刑者でサイコキラーの小御坂睦雄を演じることが明らかになった。
本作は、「ここは退屈迎えに来て」「娚(おとこ)の一生」の廣木隆一監督が、「予告犯」「マンホール」「有害都市」などで知られる筒井哲也氏の同名コミック(全3巻)を映画化するもの。過疎化が進む猪狩島に、元受刑者でサイコキラーの男が現れ、平和な島の生活が崩れていくさまを描く。
物語の舞台は、絶海にぽつりと浮かぶ猪狩島。時代に取り残され、過疎化に苦しんでいたが、泉圭太(藤原)が生産する“黒イチジク”が高く評価され、地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな猪狩島にある日、小御坂(渡辺)がやってくる。そうとは知らない圭太と幼なじみの猟師・田辺純(松山)、新米警察官の守屋真一郎(神木)は、小御坂の不審な言動に違和感を覚え追いつめていくが、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。

特報は、不気味な猪狩島の全貌から始まり、圭太が小御坂を殺害する衝撃のシーンが畳みかけられる。「島も、俺も、終わりだよ」と苦悩する圭太に、「全部、なかったことにしましょう」と呟く真一郎。島と家族の未来を守るため、殺人を隠すことを決意する3人とは対照的に、島の復活に喜びの声を上げる島民たちの姿も。圭太たちにのしかかる“死体隠し”と復興のプレッシャー、警察の捜査、保守的な島民たちの不穏な動き――凶悪犯が持ちこんだ一滴の悪意(ノイズ)が、染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲みこんでいく模様が、スリリングに映し出されている。
ティザービジュアルには、周囲を窺うように鋭い視線を向ける圭太、純、真一郎を活写。その背後には、ビニールハウスに横たわる死体が確認でき、「殺した。埋めた。バレたら終わり。」のコピーが切り取られている。

サイコキラー・小御坂を演じるのは、「色即ぜねれいしょん」で第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も「勝手にふるえてろ」「僕の好きな女の子」など話題作に出演する渡辺。かつてストーカー殺人を犯した元受刑者であり、訪れた猪狩島で圭太の娘に音もなく忍び寄っていく不気味な役どころだ。渡辺は、「この映画は日常に起こり得る、人間同士の関係性が作る恐怖に焦点を当てた映画だと思います」と語る。「そして僕の役柄は登場人物たちの平穏な生活を揺さぶる、まさに『ノイズ』のような存在でした。でも、そんな『ノイズ』の僕を、現場のスタッフ・キャストの方々はとても温かく迎え入れてくれました。素敵な縁をいただき、感謝しています」と振り返った。
「ノイズ」は、22年1月28日に全国で公開される。
(C)筒井哲也/集英社 (C)2022映画「ノイズ」製作委員会
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