第3回「奇想天外映画祭」9月4日開催 芸術的な吸血鬼映画「赤い唇」日本初公開、「ウィッカーマン」アンコール上映も
2021年7月14日 12:00

2019年からコアな映画ファンを驚かせる作品を次々と紹介してきた「奇想天外映画祭 Bizarre Film Festival Vol.3」が、9月4日から新宿K's Cinemaで開催される。
3回目となる今年の注目作品は、「去年マリエンバートで」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のデルフィーヌ・セイリグが謎めいた優雅な伯爵夫人に扮するハリー・クーメル監督「赤い唇」。その美貌とカリスマ性がスクリーンを赤く染める本作は、「『血とバラ』以来の、最も芸術的な吸血鬼映画」と当時のニューヨークタイムズに絶賛された。今回が日本初公開となる。
その他、映像の魔術師ニコラス・ローグのサイコスリラー「赤い影」、デビッド・リンチらにも影響を与えたことで知られるカルトホラー「恐怖の足跡」、イギリスの代表的な監督4人が演出した5話から成るホラーアンソロジーの古典「デッド・オブ・ナイト」、ルイス・ブニュエル監督「銀河」と「アルチバルト・デラクルスの犯罪的人生」の2作品。
さらにはブラジルの狂気の作家グラウベル・ローシャによる伝説と神話の世界「アントニオ・ダス・モルテス」、「チャパクワ」のコンラッド・ルークスがヘルマン・ヘッセ原作で製作した「シッダールタ」、推理小説史の古典的名作「黄色の部屋の秘密」をマルセル・レルビエが監督したトーキー創世記ミステリー「黄色の部屋」、ボリス・カーロフ、ベラ・ルゴシという2大怪優が初共演する怪奇ホラー「黒猫」、映画史上初めて”幽霊”を登場させたクラシック・ホラー「呪いの家」、そして昨年大ヒットした「ウィッカーマン final cut」のアンコール上映など計12作品がラインナップされている。
また、今回の映画祭のビジュアルは、2年前にNHK・Eテレ日曜美術館で特集され反響を呼んだ、異端の絵本作家スズキコージの描き下ろし。「赤い唇」のデルフィーヌ・セイリグと本映画祭で上映される作品のキャラクターが配置されている。
「奇想天外映画祭 Bizarre Film Festival Vol.3」は新宿K's Cinemaにて9月4日~24日開催。
写真:Album/アフロ
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