「DUNE デューン 砂の惑星」公開日は10月15日 樋口真嗣、山崎貴らが期待のコメント
2021年7月7日 12:00

「ブレードランナー2049」「メッセージ」のドゥニ・ビルヌーブ監督最新作「DUNE デューン 砂の惑星」の日本公開日が10月15日に決定し、日本版特報が披露された。砂に覆われた惑星デューンを舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命、宇宙世界の混迷を描く。
本作は、かつてデビッド・リンチ監督によって映画化もされたフランク・ハーバートのSF小説を新たに映画化。「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメがポール役で主演を務め、「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤ、「アクアマン」のジェイソン・モモアのほか、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンが共演する。
特報は、デューンを舞台に繰り広げられる群雄入り乱れる激しい戦闘シーンや、ポールが正体不明の巨大なサンドワームに追われる姿、意味深なセリフなどが収められている。
あわせて、樋口真嗣監督、山崎貴監督ら日本のクリエイターのコメントも到着した。本編鑑賞を前に、それぞれ本作へ期待を寄せている。「DUNE デューン 砂の惑星」は10月15日から公開、クリエイターたちのコメント全文は以下の通り。
はやく観たい!今すぐ観たい!観たい観たい観たい観たい!
誰もが不可能だと思ったブレードランナーの続編を、美しい詩のような素晴らしい映画に仕上げたビルヌーブ監督なら、デビッド・リンチの作り上げた旧作のあの世界を、越えてしまうのではないかと今からわくわくしています。
「ブレードランナー 2049」のプレミア試写で会った時の自信に満ちた彼の笑顔…あれから4年、ドゥニ・ビルヌーブ監督の挑戦を勝手に我が事のように嘱目している。偉大な前作が存在しそもそも映像化不可能と言われた原作に、今最もSF映画を撮ることを期待されている彼がどのようにアプローチしたのか?楽しみでならない。
ドゥニ・ビルヌーブ!奇をてらうようなショットがあるわけではないのに、骨太でじわじわくるSF映画を撮ってくれる、今、一番期待されている監督が、あのDUNEに取り組んでいる!と言うだけで、とにかく映画館に行って観るしかないですよね。それ以上言うこと無し。
「DUNE デューン 砂の惑星」は原作へのカルト的な人気がある一方で、映像化に関してはこれまで曰く付きだった。確かに敷居は高い。しかし、監督はドゥニ・ビルヌーブだ。彼は、多くの人の心配や憂を超えて、誰も観たことがない新作DUNEをこの時代に放ってくれるはずだ。
誰かの人生を生きられるのが映画なら、未だ見ぬ世界に出遭えるのがSFなら、“DUNE デューン 砂の惑星”を旅したい、生きてみたい。そして、予感している。つかの間の星間旅行から帰ると、”地球/水の惑星”に適応できずに、呆然としている自分がいそうだ。
深遠なる神秘の宇宙、オルタナティヴな文明観、異様な環境と生態、張りめぐらされた権謀術策、反抗と復讐のアラベスク……。発表以来半世紀以上にわたり読者投票でアメリカSFのオールタイム・ベストと認められつづけた名作が、最新の技術で映像化された。秘薬メランジを摂取するがごとく、スクリーンを凝視せよ!
伝説の名作SF再び!技術が格段にアップして、理想的な砂の惑星が誕生した。何よりも魅力的なのはサンドワーム。大画面で見るこの巨大な蟲が何よりも楽しみ。ぜひ3Dで喰われてみたい!!もちろん人間にも期待大!
公開されたコンセプトアートをみて久々のハードなSF大作がきたか、と期待。「複製された男」ではパズルのような難解さを、「ボーダーライン」では麻薬カルテルの残忍さを描き出したドゥニ・ビルヌーブが監督とあり、デビッド・リンチでも映像化に苦心した原作をどんな風にみせてくれるのか今から楽しみです。
先日、アメリカに続いて中国が火星へ探査機を送り込むことに成功した。荒涼とした赤い大地の下にはサンドワームが潜んでいるという都市伝説がある。超大国と巨大生物、そして砂の惑星。この映画はひとつの予言書なのかもしれない。
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