孤独な少女が家に匿ったのは、覆面バンドの推しメン!? ベン・スティラーのプロデュース作、9月24日公開
2021年6月8日 11:00
ベン・スティラーがプロデュースを手がけた「Dinner In America」(原題)が、「ディナー・イン・アメリカ」の邦題で、9月24日に公開されることが決定。孤独な少女が、覆面バンドの推しメンを家に匿うことから始まるラブストーリーを紡ぐ。
孤独で臆病な少女パティは、過保護に育てられ、自分がしたいこともできず、単調な毎日を送っている。彼女が平凡な人生から逃避できる唯一の瞬間は、パンクロックを聞いているとき。ある日パティは、ひょんなことから、警察に追われる男サイモンを家に匿うことに。実はサイモンこそ、彼女が愛するパンクバンド「サイオプス」の心の恋人、覆面リーダーのジョンQだった。
本作は、家族や周囲から変人扱いされ、「社会不適合者」「厄介者」と蔑まれてきたパティとサイモンが、ともに社会の偏見に立ち向かっていく、ユーモアとパンク精神に彩られたアナーキックラブストーリー。「ナポレオン・ダイナマイト」を彷ふつとさせるシュールなキャラクターたちが、“普通”や“世間”に抗うさまを描き出す。2020年のサンダンス映画祭のオフィシャルセレクションで上映され、ダブリン国際映画祭(ダブリン批評家スペシャル審査員賞受賞)、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭(観客賞受賞)、オデッサ国際映画祭(グランプリ受賞)など、受賞を重ねている。
エミリー・スケッグス(「ミスエデュケーション」「マイル22」)がパティ役で長編映画初主演を飾り、カイル・ガルナー(「エルム街の悪夢」、ドラマ「CSI ニューヨーク」)がサイモンを演じる。そのほか「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのリー・トンプソン、ドラマ「24 TWENTY FOUR」シリーズのメアリー・リン・ライスカブが共演した。
プロデューサーを務めたのは、俳優として活躍するかたわら、「ズーランダー」「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」「LIFE!」などをプロデュースしてきたスティラー。「バニーゲーム」で知られるアダム・レーマイヤー監督がメガホンをとり、「今の自分を形作った背景である90年代のパンクシーンに捧げるラブレター」と思いを明かした。「サマー・オブ・84」のジャン=フィリップ・ベルニエが撮影、「ナポレオン・ダイナマイト」のジョン・スウィハートが音楽を担当した。
「ディナー・イン・アメリカ」は、9月24日に東京のヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いまだ公開されていないアメリカに先立ち、日本での公開が決定した。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー