「ミッドナイト・ラン」チャールズ・グローディンさん死去 共演のロバート・デ・ニーロが追悼
2021年5月21日 21:00

映画「ミッドナイト・ラン」や「ベートーベン」の出演で知られる米俳優のチャールズ・グローディンさんが5月18日(現地時間)、米コネチカットの自宅で死去した。グローディンさんの息子がニューヨーク・タイムズ紙に語った内容によれば、死因は骨髄のがんだという。86歳だった。
グローディンさんの代表作「ミッドナイト・ラン」で共演したロバート・デ・ニーロは、訃報に際し「チャックはよき俳優であり、よき人物でした。『ミッドナイト・ラン』は彼のおかげでより素晴らしい作品になりました。彼の他界は非常に残念でなりません」と追悼文を発表した。
グローディンさんはピッツバーグ出身。1962年にブロードウェイの舞台で俳優のキャリアをスタートさせ、まもなくオフブロードウェイ作品の演出も手掛けるようになる。マイク・ニコルズ監督の名作「卒業(1967)」の主演を断り、64年のテレビ初出演を経て、ロマン・ポランスキー監督作「ローズマリーの赤ちゃん」(68)で映画デビューした。ニール・サイモン脚本、エレイン・メイ監督の「ふたり自身」でゴールデングローブ賞にノミネート。その後、「天国から来たチャンピオン」(78)、「ミッドナイト・ラン」(88)、「ベートーベン」(92)などに出演した。
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