「竜とそばかすの姫」声優は、成田凌×染谷将太×玉城ティナ×幾田りら!

2021年5月7日 05:00

玉城ティナと幾田りらは、本作でアニメ声優初挑戦
玉城ティナと幾田りらは、本作でアニメ声優初挑戦

細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」に、成田凌染谷将太玉城ティナ、人気音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル・ikuraとして知られる幾田りらが、声優として参加することがわかった。玉城と幾田は、本作でアニメ声優に初挑戦する。

物語の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱え、いつの間にか父との関係にも溝が埋まれていた。ある日、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界“U”と出会い、“ベル”というアバターで参加することに。もうひとりの自分、もうひとつの現実、もう世界はひとりひとつじゃない――。心に秘めてきた歌を歌い、あっという間に世界の人気者になっていくベルの前に、“U”の世界で恐れられている、竜の姿をした謎の存在が現れる。

細田監督は「スタジオ地図」創立10周年を迎える2021年、「時をかける少女(2006)」以来となる10代の女子高生を主人公に迎え、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、成長の過程を“リアル×ファンタジー”を通じて描き出す。ディズニー作品のキャラクターデザインを手がけるジン・キムがベルをデザインしているほか、イギリス人建築家でありデザイナーのエリック・ウォン、「ウルフウォーカー」など5作品が米アカデミー賞ノミネートを達成しているアイルランドのアニメスタジオ「カートゥーン・サルーン」のトム・ムーアロス・スチュアート監督らが製作に名を連ねた。

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そして今回、すずと竜に先駆け、すずの同級生たちの声優キャストが発表された。新海誠監督の「君の名は。」「天気の子」で同じ役の声を務めた成田は、何かとすずを気にかける幼なじみ・しのぶくん(久武忍)を演じる。バスケットボール部に所属し、女子から絶大な人気を誇る存在でありながら、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。幼い頃、すずにプロポーズしたことがあり、ふたりの甘酸っぱい関係に注目だ。アフレコの際には、細田監督が「成田くんならどう思う?」と問いかけ、ふたりで役について話し合う姿もみられたという。

ひとりで立ち上げたカヌー部でインターハイを目指し、少し周囲から浮いてしまうほど天真爛漫で熱い男・カミシン(千頭慎次郎/ちかみ・しんじろう)に扮するのは、細田作品への出演が「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」に続き3度目となる染谷。アニメ声優を務めるのは、「バケモノの子」以来6年振りとなる。アフレコでは「6年も経った気がしない」(染谷)、「ブランクを感じさせない、さすがです!」(細田監督)と久々の再会を喜び、盛り上がっていた。

オーディションで選ばれた玉城は、吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルのような女の子・ルカちゃん(渡辺瑠果)役。太陽のような存在感で皆から人気を集めるハイスペックガールという役どころだ。ただ明るいだけではない、秘めた一面をのぞかせる演技に、細田監督は「さすが女優さんという気がしました……」とうなり、染谷は「とてもお上手だった……」と絶賛するなど、仕上がりに期待が高まる。

すずの良き理解者である親友・ヒロちゃん(別役弘香)役を務めるのは、オーディションを経て、本格的な演技と声優に初めて挑む幾田。ヒロちゃんはネットを使いこなす毒舌メガネ女子で、すずを“U”の世界へと誘い、ベルとしてプロデュースする。すず(=ベル)の正体を唯一知るキーパーソンという重要なキャラクター。細田監督は「聞いたことのない声。活舌がとても良く、プロの声優のよう。初めてやるとは思えない!」と賛辞をおくった。

竜とそばかすの姫」は、7月に全国の東宝系で公開。なお本日5月7日から毎週金曜の午後7時に、YouTubeの「東宝MOVIEチャンネル」(https://youtu.be/dC9vfSghFyM)で、本作の完成までを追う特別密着映像「Making of 竜とそばかすの姫」が配信される。声優陣のコメントは、以下の通り。


成田凌

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細田監督の作品をずっと見ていたので、今回初めてご一緒して、演出をして頂けるのはとても嬉しかったですし、貴重な時間だと思いながら、毎日を過ごしていました。

監督はすごく優しくて、「成田くんならどう思う?」と優しいアプローチの仕方をしていただいたので、言って下さることも分かりやすかったです。もちろん妥協しない部分もたくさんありますし、僕が「今の大丈夫かな……」と思ったところが、意外に「今の良かったよ!」と言ってもらえたりもして、監督の中に常に正解があるんだなと思いながら、アフレコしていました。

僕が演じるしのぶくんは、久々に高校で再会するすずの幼なじみで、すずが抱える悩みも唯一知っている男の子です。すずに寄り添いながら、そっと近くにいてあげられるのは自分だと思っているのですが、すずからしたら、ちょっと遠い存在にいるような人で……。なかなか難しい関係性ではありつつも、そのちぐはぐさが、演じていておもしろかったです。

自分のアフレコが終わった後、ベル役の方が歌うと聞いたので、残って聞かせてもらったのですが、凄すぎましたね…。映画館で聞いたらどうなるんだろう……と想像しましたし、あの歌声を壁一枚挟んで聞けたのは、すごい体験で、自慢できるなと思いました。主人公の心の持ちようで歌い方も変わっていくのですが、そこを表現できるベル役の方は本当に素晴らしいです。今作の見どころは、やっぱり何と言ってもベルの歌だと思います。

染谷将太

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細田監督の作品はずっと見ていて、毎回感動させて頂いてます。今回呼んで頂き、とても嬉しかったです。

監督が、カミシンは、その場の空気というか、温度がガっと上がるような存在だけど、元気なだけじゃなく、ある種どこか天然で、読み切れない部分があり、そこを表現してほしいとおっしゃっていて、ただ元気なだけではなく、繊細な部分は繊細に、いいグラデーションが出せるよう、魅力的なキャラクターを台無しにしないように演じました。

普段は自分の顔が出るお芝居が多いので、監督がおっしゃっているニュアンスを声で体現するのは、改めて難しいなと思いましたし、求められるレベルに応えるのに必死でした。アフレコ自体は短い時間でしたが、とても濃厚な、良い経験をさせて頂きました。

監督の作品は、自分を認めてくれているような、「人間いろいろあるけど、それでもいいよ」と優しい言葉をかけてもらっているような気がして、そこがグッときます。背中を押してもらえるような、自分にとっても大切な作品が多いです。

今回はアクションやファンタジー要素も多いですし、純粋にエンタテインメント作品として楽しめながら、みんなが抱えているものだったり、人としての闇の部分であったり、そこもちゃんと描いた上で、見ごたえのある作品になっていると思います。実際完成したアニメーションにベルの歌声が響くのも、今からものすごく楽しみです。

玉城ティナ

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細田さんの作品は、以前から、新作の発表を待ち望んでいたので、オーディションでこの役が決まった時は、嬉しかったですし、初めてのアニメ声優のお仕事が、細田さんの作品でとても光栄です。脚本を読んでいても、惹きつけられる部分が多く、ルカちゃんとして作品に貢献できればと思っています。

私が演じるルカちゃんは、皆から好かれていて、クラスの中心にいる目立つタイプの女の子ですが、物語が進むにつれ、表面的な部分だけじゃなく、内面も見えてくるキャラクターです。ただかわいいだけの女の子ではないので、自分としてもしっくりきましたし、そんな子を演じられて、とても嬉しかったです。「どんな子だろう……」と自分なりに考えていましたが、現場で監督がその都度アドバイス下さるので、安心して臨めました。

サマーウォーズ」でもインターネットの世界が舞台でしたが、今作は、それが当たり前となった2021年という時代にピッタリですし、自分の居場所が、今いる場所じゃないところにもあるのかもしれない……と思っている方もたくさんいらっしゃると思うので、きっと誰でも感情移入して見られると思います。

幾田りら

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私の演じるヒロちゃんは、喜怒哀楽が豊かなタイプで、一つのセリフの中だけでも、強弱や変化が多いので、声の高低差や言い回し、細かいニュアンスをつけるよう意識しました。どこかプロデューサー的な、放っておけないすずの手を引っ張っていくような女の子ですが、とにかくすずが大好きで、応援したくてという愛の部分が大きく、そこを真摯に表現したいと思いました。

細田監督から「聞いたことのない、他にない声だね。ヒロちゃんのこの声は、きっと作品の味になると思う」と言っていただき、その言葉に応えられるよう頑張りました。

初めての声のお芝居でプレッシャーもありましたが、実際にアフレコが進んでいく中で、皆さんともコミュニケーションを取らせていただき、ヒロちゃんを通して私自身も成長させてもらえたのではないかと思います。

普段、音楽活動をしていてマイク前に立つことは多いですが、声優さんや俳優さんの方々と並んでやることはもちろん初めてで、同じマイク前でも今までとはまったく違う感覚でした。ブース内に一人ずつ仕切りがありましたが、それを飛び越えてくるような熱量を感じ、特に激しいシーンは、部屋全体の空気感のまま演じるように気を付けました。

すず役の方とは初日から一緒で、一言目のセリフから「すずだ!」と思ったのが、印象に残っています。ベルの歌声も素晴らしくて鳥肌が立ち、ご本人の感情が高ぶって声に現れる感じが、マッチしていて、感動しました。

監督の作品はどれも映像が美しく、今作でも<U>の世界や現実世界の風景も細かい所までとても美しく描かれているので、その絵の中で自分の声のキャラクターが動くと思うと感無量です。完成を楽しみにしています!

(映画.com速報)

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