【第44回日本アカデミー賞】「Fukushima 50」若松節朗が最優秀監督賞
2021年3月19日 22:36

第44回日本アカデミー賞の授賞式が3月19日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「Fukushima 50」の若松節朗監督が最優秀監督賞を受賞した。

佐藤浩市、渡辺謙らが出演する本作は、2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、未曾有の事態を防ごうと現場に留まり奮闘し続けた人々の知られざる姿を描いたヒューマンドラマ。若松監督は「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」に続く3度目の優秀監督賞となり、最優秀監督賞は初めて受賞した。


若松監督は「やりました」とブロンズを掲げ、「福島はまだまだ帰還できないで苦しんでいる方々がたくさんいます。この映画が、語り部としていつまでも残ってくれればと思います」とスピーチし、会場にいた佐藤、渡辺が笑顔で拍手を送っていた。
優秀監督賞は、「ミッドナイトスワン」の内田英治監督、「朝が来る」の河瀬直美監督、「罪の声」の土井裕泰監督、「浅田家!」の中野量太監督が受賞した。
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