吉永小百合主演「いのちの停車場」 松坂桃李、広瀬すず、西田敏行と寄り添う“家族写真”ビジュアル&場面写真
2021年3月17日 17:00
女優の吉永小百合が初めて医師役に挑む「いのちの停車場」のメインビジュアルと場面写真5点が一挙にお披露目された。在宅専門医・白石咲和子を演じる吉永をはじめ、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行ら「まほろば診療所」のメンバーが寄り添う、家族写真のような愛に溢れたカットがおさめられている。
成島出監督(「八日目の蝉」「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」)が、都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師であり、作家としても活躍する南杏子氏の同名小説を実写映画化。日本の長寿社会における現代医療制度の問題点やタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族を描いている。
都内の救命救急センターで働いていた咲和子は、ある事件をきっかけに故郷の金沢へ戻り、在宅専門医として「まほろば診療所」で働き始める。院長の仙川徹(西田)、亡くなった姉の子・翼を育てながら働く看護師の星野麻世(広瀬)、東京から咲和子を追いかけてやってきた医大卒業生の野呂聖二(松坂)も加わり、いつしか「まほろば」は、咲和子にとってかけがえのない存在に。穏やかな時間を過ごすため、自分らしく生きるため――様々な理由から在宅医療を選択した患者やその家族と向き合ううち、咲和子は“命の終わり”に心地よく寄り添う医療とは何か、深く考えるようになる。
場面写真には、「まほろば」メンバーが集い、日々の出来事について語り合う憩いの場「BAR STATION」で食卓を囲む和やかなシーンを活写。さらに、野呂からのプレゼントである“魔法のスティック”を大事そうに抱えてベッドで横になる少女・若林萌(佐々木みゆ)が、野呂と麻世にある相談を持ちかける場面も切り取られている。難病を患いながらも一途に生きようとする萌と懸命に向き合いながら、悩みもがく野呂と麻世。劇中ではそんなふたりの思いとともに、揺れ動く関係が繊細に描かれる。
またゴミの散乱する並木徳三郎(泉谷しげる)の家へ、初めての診療に訪れた咲和子が、長年勤めた救命救急医の現場では考えられなかった患者の“要求”に面食らい、在宅医としての難しさに直面するさまも写し出されている。さらに病に苦しむ父・白石達郎(田中泯)からのある重大な相談について、雪の降るなかでひとり思いをめぐらせる咲和子を、麻世が正面から見つめる姿も。本作のテーマでもある“家族”、そして“いのち”について、深く考えさせられる重要なシーンに仕上がっている。
「いのちの停車場」は、5月21日に全国公開。
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