【全米映画ランキング】ディズニーアニメ新作「ラーヤと龍の王国」が首位デビュー
2021年3月10日 10:00

ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコなどの大都市で「入場者は定員の25%まで」という制限つきながら、ほぼ1年ぶりに映画館が再開された先週末の全米ボックスオフィスは、3本の新作が公開され、ディズニーの新作アニメ「ラーヤと龍の王国」が約850万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
<龍の王国>を舞台に少女の戦士ラーヤと煙の怪物との戦いを描く同作。20年3月公開の「2分の1の魔法」以来、1年ぶりとなるディズニー新作の劇場公開となったが、配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のPVODもあるためか、期待をやや下回るオープニングとなった。声の出演にケリー・マリー・トラン(「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」)、オークワフィナ、サンドラ・オー、ベネディクト・ウォン。監督は「ベイマックス」のドン・ホールと、実写「ブラインドスポッティング」のカルロス・ロペス・エストラーダ。
2位は前週首位の「トムとジェリー」。先週末は660万ドルの興収で累計は約2300万ドルに。こちらも「HBO Max」で同時配信されている。
約375万ドルのOP興収で3位デビューとなったのは、ガーディアン賞受賞のヤングアダルト小説「混沌の叫び」3部作の第1作「心のナイフ」(パトリック・ネス著/東京創元社刊)をダグ・リーマン監督が映画化したSFアクション「Chaos Walking」。未知の感染症により女性が死に絶え、生き残った男たちは他者の心の声が聞こえるようになってしまった近未来のある惑星を舞台に、青年トッドがヴァイオラと名乗る女性と出会ったことから始まる壮大な物語が描かれる。当初は2年前の19年3月公開予定だったがテスト試写で酷評されたため再撮影を行い、その後のコロナ・パンデミックを経てようやく先週公開に至った。主演はMCU版「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランドと「スター・ウォーズ」シリーズのデイジー・リドリー。共演にマッツ・ミケルセン、デビッド・オイェロウォ、デミアン・ビチル、ニック・ジョナス。
その他、初登場4位にはニューヨーク・クイーンズからNBA選手を目指す中国系青年の成長を描いた青春ドラマ「Boogie」がランクインした。
今週末は北米で公開が延期されていたアンソニー・ホプキンス&オリビア・コールマン主演のドラマ「ファーザー」などが公開となる。
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