ハーモニー・コリン最新作が4月公開 マシュー・マコノヒーが破天荒な放蕩詩人に
2021年1月10日 11:00

「スプリング・ブレイカーズ」以来7年ぶりとなるハーモニー・コリンの最新作で、オスカー俳優マシュー・マコノヒーが、破天荒な放蕩詩人を演じる「ザ・ビーチ・バム」(原題)が、4月公開される。
19歳で脚本を執筆したラリー・クラーク監督作「KIDS/キッズ」(95)、そして初監督作「ガンモ」(97)でセンセーショナルなデビューを飾ったコリン監督。その後も映画は数年に1本と寡作ながら、小説や詩、絵画、写真などの作品を発表。近年はファッションブランド「グッチ」のCMシリーズの監督、リアーナやグッチ・メイン、ビリー・アイリッシュのMVや写真のディレクターも務めている。今作の脚本も担当したコリン監督は、前作「スプリング・ブレイカーズ」撮影後、アメリカの南端フロリダ州マイアミに移住し、「とにかく笑える、めでたいヒーローを中心とした、気持ちよく揺れるヨットのような」作品としてこの新作を構想した。
かつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人ムーンドッグ。しかし、その後は長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなどお祭り騒ぎの放蕩生活を送っていた。フロリダの太陽と海の下、自由気ままに日々を楽しんでいたが、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、ホームレスになるという窮地に陥る。
伝説的ラッパーのスヌープ・ドッグがムーンドッグと毎日のようにつるんで遊ぶ親友役を、アイラ・フィッシャーが謎の大富豪の妻を演じる。ムーンドッグが道中に出会うエキセントリックな仲間たちには、「グレイテスト・ショーマン」のザック・エフロンをはじめ、本作で11年ぶりの映画出演となったマーティン・ローレンス、そしてマイアミ在住の歌手ジミー・バフェットが本人役で出演。ハーモニー・コリンもカメオ出演した「mid90s ミッドナインティーズ」で監督デビューを果たしたジョナ・ヒルが、本作ではムーンドッグと腐れ縁の出版エージェントとして好演している。
ドレスやワンピースといった女装など独特で過激なファッションを終始身にまとうマコノヒーをはじめ、豪華キャストの個性的な衣装を担当するのは、「スプリング・ブレイカーズ」も担当し、HBOドラマ「ユーフォリア」でエミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたハイディ・ビベンス。そのほかギャスパー・ノエとのタッグで知られる撮影監督ブノワ・デビエや「WAVES/ウェイブス」「ネオン・デーモン」の美術監督エリオット・エスターといった「スプリング・ブレイカーズ」組に加え、編集には「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のダグラス・クライス、音楽監督は「グレイテスト・ショーマン」のジョン・デブニーら一流のスタッフが集結した。
「ザ・ビーチ・バム」は、(https://twitter.com/BeachBum_jap)は4月キノシネマみなとみらい・立川・天神にて公開。
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