「クイーンズ・ギャンビット」主演&監督コンビ、少女にほれた中年男性の破滅描く新作で再タッグ
2020年12月23日 21:30

Netflixで大ヒット中のドラマ「クイーンズ・ギャンビット」の企画、制作総指揮、脚本、演出を手がけたスコット・フランクが、同作で主演を務めたアニヤ・テイラー=ジョイと新作映画を企画していることが明らかになった。
米ポッドキャストThe Watchに登場したフランクは、現在、テイラー=ジョイとの再タッグ企画に取りかかっていると告白。ロシア文学の巨匠ウラジーミル・ナボコフの「カメラ・オブスクーラ」(英語タイトル:Laughter in the Dark」の映画化で、テイラー=ジョイがヒロインを演じることになるという。同作は、中年男性が美しい少女にほれ込んだのちに破滅するという、その後の「ロリータ」に通じるストーリー。スコットは、「フィルムノワールとして、そして映画のなかの映画としてやるつもりだ」「とても意地が悪くて、素晴らしいスリラーになるよ」とコメントしており、テイラー=ジョイのみならず、「クイーンズ・ギャンビット」の制作スタッフと映画化することを望んでいるという。
さらに、クライブ・オーウェン主演で私立探偵サム・スペードを主人公にしたテレビドラマも企画中だと説明。サム・スペードといえば、ダシール・ハメットの「マルタの鷹」などに登場する私立探偵だが、フランク版の主人公は60代の設定で、「南フランスの小さな村で暮らす彼が、過去の亡霊につきまとわれるというストーリーだ」という。
フランクは、「ゲット・ショーティ」(1995)、「アウト・オブ・サイト」(98)、「マイノリティ・リポート」(02)、「LOGAN ローガン」(17)といったハードボイルド色の強い作品を得意とする脚本家で、ジョセフ・ゴードン=レビット主演の「ルックアウト 見張り」(07)で映画監督デビュー。スティーブン・ソダーバーグが制作総指揮に名を連ねるNetflixドラマ「ゴッドレス 神の消えた町」で、企画、制作総指揮を務めた。ドラマ第2弾となる「クイーンズ・ギャンビット」が大ヒットとなったことで、今後、ますます活躍の機会が増えそうだ。

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