「スター・ウォーズ」ボバ・フェット役俳優が死去 ジョージ・ルーカス監督らが追悼コメント
2020年12月18日 19:30
「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」で、賞金稼ぎのボバ・フェット役を演じた俳優ジェレミー・ブロックさんが12月17日(現地時間)、数年にわたり患っていたパーキンソン病の合併症により亡くなった。享年75歳。
ブロックさんのウェブサイトに掲載された声明によると、ブロックさんは最期の数週間を、英ロンドン・トゥーティングの自宅近くにあるセント・ジョージ病院で、妻モーリーンとふたりの息子とともに過ごした。
ブロックさんは、1945年、英レスターシャーで誕生。10代でから演技の仕事を始め、63年のミュージカル映画「太陽と遊ぼう!」や、英BBCのドラマ「The Newcomers(原題)」が人気を博し、イギリスでの知名度を上げた。その後、「007」シリーズやドラマ「ドクター・フー」「Agony」「Robin of Sherwood」など数々の映像作品に出演するかたわら、ウエストエンドの舞台でも活躍した。
80年には、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」でミステリアスな賞金稼ぎのボバ・フェット役を演じた。ボバ・フェットは、「スター・ウォーズ」シリーズファンの間でも高い人気を誇るキャラクターであり、同シリーズ初の実写ドラマ「マンダロリアン」シーズン2にも登場。同作では、「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」でボバ・フェットの父ジャンゴ・フェットに扮したテムエラ・モリソンが、ボバ・フェット役を務めている。
またブロックさんは、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」ではクラウドシティにいる帝国軍士官、「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」では「タンティヴィIV」を操縦するジェレモック・コルトン艦長に扮し、カメオ出演も果たした。
ブロックさんの訃報に、「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカス監督は、「ジェレミーは、ミステリーと驚異の完璧なコンビネーションをもって、私が伝えたかった通りに、ボバ・フェットを演じてくれました。そして彼は真の紳士であり、『スター・ウォーズ』に非常に協力的で、ファンたちに親切でした。このサーガと伝説への彼の献身に、とても感謝しています」と語っている。
さらに、「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」で、若い頃のボバ・フェットを演じたダニエル・ローガンは、「ジェレミーは私に、紳士とは何か、またいかにファンと交流し喜ばせるかを教えてくれました」「彼は本物のイギリス紳士です」とコメントを寄せている。
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