奥田裕介監督「誰かの花」、カトウシンスケら出演者がコメント寄せる
2020年12月7日 10:00

2021年12月に30週年を迎える横浜のミニシアター、シネマ・ジャック&ベティ。30周年企画映画「誰かの花」の製作が進められているなか、出演者よりコメントが届いた。
本作は、劇場デビュー作「世界を変えなかった不確かな罪」で高い評価を得た、横浜出身の奥田裕介が脚本・監督を手掛ける長編2作目。横浜のとある団地で起きた出来事に関わる人々の思いが交錯していく様を描くもの。実際に住み、暮らす人々の目線で横浜を描く本作には、地元横浜の店や商店街、同地を愛する人々から期待を寄せられ、多くの支援・協力を受けながら製作している。
主演は「ケンとカズ」のカトウシンスケで、「東京家族」の吉行和子、「それでもボクはやってない」の高橋長英とベテラン俳優が共演。さらに和田光沙、テイ龍進、篠原篤、村上穂乃佳など若手実力派俳優が脇を固め、横浜に縁の深い大石吾朗、渡辺梓、寉岡萌希、堀春菜、笠松七海も出演する。
主演のカトウは「脚本を拝見した時にまず、奥田監督の人となりがそのまま文字になっている脚本だ、と感じました。決して奇をてらうわけでもなく、余計な説明もなく。物語というものに真摯に向き合っていて奥田監督らしいと思いました。この映画が誰かの救いになったら嬉しいけど、同時に誰かを傷つけるかもしれない。それでも観てくれる方々に何か刺激となり意味のある映画になりますように。そしてその後に続く人生をとりあえず生きていてくれたら、幸いです」とコメント。


共演の吉行は「胸が痛くなるような経験をした人々のお話ですね。監督の優しい目線で描かれていて、辛い経験を乗り越えていこうという強くて優しい心を持った人々の想いを感じることのできる物語だと思います」と本作に対する思いを述べる。高橋も「年齢や立場により色々な見方や感じ方ができる作品になると思います。一生懸命生きてきて、僕と同じ歳になった同年代の方々にぜひ見てもらいたいですね」と仕上がりに期待を寄せる。


和田は「何が正しいのか、はひとつの側面だけではわからないし、見る人のそれぞれの視点で感じることが違うと思います。そんなことを強く感じさせる映画になると思います」と述べ、村上は「脚本を読んだときに私自身この作品にリンクするような過去の出来事があって、ちょっとでもそのような気持ちに整理がつくというか、前向きな気持ちになるということができるような気がしました」と作品への共感を示す。そして、篠原は「周囲に誤解されながらも生きている方は世の中に沢山いると思います。想像すること、人の想いを感じること、それがスクリーンで観る映画の意義だとも思います」などとコメントを寄せている。

なお、12月7日よりMotionGalleryでクラウドファンディングがスタート(https://motion-gallery.net/projects/jackandbetty)。支援者への特典にはエンドクレジットへの名前記載のほか、試写会への招待、シネマ・ジャック&ベティの試写室ツアーやギフト券、福袋などが用意されている。公開は2021年予定。
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