井上真央、役作りと現場の結束に手ごたえ 「大コメ騒動」クランクアップコメント映像
2020年12月7日 07:00
「超高速!参勤交代」シリーズの本木克英監督がメガホンをとった映画「大コメ騒動」から、主演の井上真央がクランクアップを迎えた際のコメント映像が披露された。見た目から徹底した役作りを行った井上が、充実した現場と作品への手ごたえを語っている。
1918年に富山県の貧しい漁師町で起こった歴史的事件「米騒動」を題材にした本作。その首謀者は、家族にごはんを食べさせ、日々の暮らしを守りたいと願うおかか(女房)たちだった。
富山出身の本木克英監督が、約20年温め続けてきた題材であり、誕生のきっかけは、富山・黒部市出身であり、ミニシアターの草分けである「岩波ホール」の総支配人・高野悦子さんから「米騒動を映画化しなさい」と持ちかけられたことだった。主人公・松浦いとを井上が演じているほか、室井滋、立川志の輔、柴田理恵ら富山出身の俳優も数多く出演している。
公開された映像で、井上は「このふん装をして、皆で役になって集まった時、自分が想像していた以上の力強さで、完成が楽しみになりました」と本作への期待を語り、「なかなか、あまり女優陣が真っ黒(日焼けメイク)になることがないくらい真っ黒になったけれど、一つ一つ楽しみながらできました」と話している。
「大コメ騒動」は、21年1月8日から全国で公開。