“伝説のギャング”アル・カポネの知られざる最晩年とは? T・ハーディ×J・トランクのタッグ作、21年2月公開
2020年12月3日 14:00
暗黒街の伝説のギャング、アル・カポネの知られざる最晩年を描いた「Capone(原題)」が、「カポネ」の邦題で、2021年2月26日から公開されることが決定。あわせて、カポネ役を演じきったトム・ハーディをとらえたポスタービジュアルもお披露目された。
本作は、歴史上最も有名なギャングの最晩年を新たな視点で描いた物語。ハーディが血塗られた過去の悪夢にうなされ病魔に蝕まれていくカポネを演じるほか、マット・ディロン、カイル・マクラクランら個性的な実力派キャストが集結。「クロニクル」「ファンタスティック・フォー」を手掛けたジョシュ・トランクが、自らのアイデアで企画を起こし、脚本・監督を務めている。
1940年代半ば、長い服役生活を終えたアル・カポネは、フロリダ州の大邸宅で家族や友人たちに囲まれ、静かな隠居生活を送っていた。かつて“暗黒街の顔役”と恐れられたカリスマ性はすでに失われ、梅毒の影響による認知症を患っている。一方、そんなカポネを今も危険視するFBIのクロフォード捜査課は、彼が仮病を使っていると疑い、隠し財産1000万ドルのありかを探るために執拗な監視活動を行っていた。やがて病状が悪化したカポネは、現実と悪夢のはざまで奇行を繰り返していく。
「カポネ」は、21年2月26日から東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。