ロバート・ゼメキス監督が語るロアルド・ダール文学の魅力 「魔女がいっぱい」の核は?
2020年11月28日 12:00

「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイが主演する「魔女がいっぱい」が、12月4日から全国公開される。メガホンをとったロバート・ゼメキス監督が、本作の原作者であり、「チャーリーと チョコレート工場」で知られるイギリスの児童文学作家ロアルド・ダール作品の魅力を語った。
本作の舞台は、60年代のお城のような豪華ホテル。おしゃれで洗練された服に身を包む美女たちが姿を現すが、彼女たちの本当の姿は、世界中から集まってきた“恐ろしい魔女”だった。

ダールの文学は映画界の巨匠からも愛され、「チャーリーとチョコレート工場」のティム・バートン監督以外にも、スティーブン・スピルバーグ監督が「オ・ヤサシ巨人BFG」を「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」として映画化している。歌手の宇多田ヒカルも好きな作家の一人に名前を挙げるなど、トップクリエイターたちからも支持されている。
ダールの作品は、児童文学らしいファンタジーあふれる物語と、独特の切り口で描かれるユーモアと教訓が同居する世界観が特徴だ。「魔女がいっぱい」を最高傑作の一つと話すゼメキス監督は「私はとにかくこの本の映画化に興味があったんだ。ロアルド・ダールの描くファンタジーに惹き付けられたよ」と映画化を熱望していたことを明かす。

さらに、「この物語の核になるのは、それぞれの個性を受け入れること、そして自分らしくあることを認めることだと思う。つまり、本当の自分を探し認める旅なんだ。だからこそ、この物語は時代を超えてさまざまな世代の読者に愛されているんだと思っているよ」と分析した。
「魔女がいっぱい」は12月4日から全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる!!!!!
【そこで衝撃の価格破壊!!】2000円→???円になる“裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge