「ムーラン」に続き、ピクサー最新作「ソウルフル・ワールド」がDisney+スルーに
2020年10月12日 18:00

米ウォルト・ディズニー社が、ピクサー最新作「ソウルフル・ワールド」を劇場公開せず、自社ストリーミングサービスDisney+で12月25日に世界配信すると発表した。
同作は「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」「インサイド・ヘッド」を手がけ、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるピート・ドクター監督の待望の最新作。ニューヨークで暮らし、ジャズミュージシャンを夢見ながら音楽教師をしているジョーは、マンホールに落下したことがきっかけで、「ソウル(魂)」たちの世界に迷い込んでしまうというストーリーだ。
当初は6月19日に全米公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、11月20日に延期。しかし、アメリカ国内ではニューヨークやロサンゼルスといった巨大市場の映画館が営業を再開しておらず、再開した劇場も大半が定員制限を設けるなど十分な集客が見込めない厳しい状況であることから、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」「ブラック・ウィドウ」などの大作映画が次々と再延期を発表している状態だ。
この発表に際し、ウォルト・ディズニー社のボブ・チャペックCEOは、「ピクサーの壮大で感動的な『ソウルフル・ワールド』を、Disney+を通じて直接観客のみなさんに12月にお届けできることをとても嬉しく思います」とコメント。「ピクサーのオリジナル映画の新作はいつでも特別なものですが、人と人とのつながりや、世界で自分の居場所を見つけることを題材にした、このユーモラスで心あたたまる物語は、クリスマスシーズンに家族みんなが楽しめる最高のお楽しみになるでしょう」とコメントしている。
現在、Disney+は日本を含む約30の国と地域でサービスを提供しており、会員数は6000万人に到達している。
先日、同じくDisney+スルーとなった実写版「ムーラン」(ニキ・カーロ監督)を視聴するためには、プレミアムアクセス料金として2980円(税抜き)を追加で支払う必要があったが、「ソウルフル・ワールド」の視聴に追加料金は発生しない。
「ソウルフル・ワールド」は、日本では世界配信日にDisney+で試聴可能となる。Disney+を提供していない国と地域においては、通常通り劇場公開される予定だ。
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