【国内映画ランキング】二宮和也×妻夫木聡「浅田家!」初登場1位! 「テネット」は2位に
2020年10月6日 13:00

10月3日~4日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表され、「浅田家!」(東宝)が、土日2日間で動員12万6000人、興収1億7200万円をあげ、初登場1位を獲得。幅広い層の女性を集客し、初日から3日間の累計では動員20万人、興収2億8000万円をあげるヒットスタートを切った。
木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・浅田政志氏を二宮和也が演じ、彼の人生と彼を支えた家族を描いた作品。監督は「湯を沸かすほどの熱い愛」で、第41回報知映画賞作品賞、第40回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞ほか、その年の映画賞を総なめにした中野量太。妻夫木聡、平田満、風吹ジュン、黒木華、菅田将暉ら実力派俳優陣が脇を固める。初日アンケート結果によると、来場者の8割以上が女性となっており、レディースデイの高稼働に期待がかかる。
公開から2週連続1位だった「TENET テネット」(ワーナー)は、土日2日間で動員12万2000人、興収2億1000万円をあげ、2位にランクイン。ワンランクダウンとなるも、興収では「浅田家!」を上回る1位。累計では動員100万人、興収16億円を突破している。3位は、土日2日間で動員8万7000人、興収1億2900万円をあげた「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(松竹)。前週比マイナス2.5%と落ちの少ない好調な興行を続けており、累計では動員78万人、興収11億円を超えた。
新作では、ドリームワークス・アニメーションによるミュージカルアニメ「トロールズ ミュージック★パワー」(東宝東和/ギャガ)が6位に。「ピッチ・パーフェクト」シリーズでもその歌声を披露してきたアナ・ケンドリック、音楽プロデューサーとしてもクレジットされているジャスティン・ティンバーレイクら豪華キャストがキャラクターの声を担当。日本語吹き替え版では、上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗らのほか、お笑いコンビ「ミキ」の昴生と亜生も出演している。
続映作品では、5位の「事故物件 恐い間取り」(松竹)が、累計で動員163万人、興収21億円を突破。公開から9週目を迎えた7位の「映画ドラえもん のび太の新恐竜」 (東宝)は、累計で動員263万人に到達。興収は間もなく32億円に届く。9位の「糸」(東宝)は、動員158万人、興収20億円を超えている。
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