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【全米映画ランキング】X-MENのスピンオフ「ニュー・ミュータンツ」が首位デビュー

2020年9月2日 00:00

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2位は前週首位だったラッセル・クロウ主演のスリラー「Unhinged」
2位は前週首位だったラッセル・クロウ主演のスリラー「Unhinged」
Capital Pictures/amanaimages

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、X-MENシリーズのスピンオフ「ザ・ニュー・ミュータンツ(原題)」が約700万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。

現在、全米の映画館の稼働状況は6~7割で、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市ではまだ開いておらず、「ザ・ニュー・ミュータンツ(原題)」はコロナ・パンデミック以降では最大となる約2400館での興行となったが、それでもOP興収は1000万ドルに届かなかった。

映画の内容はアクションが主体だったこれまでの「X-MEN」シリーズとは異なり、「特別な力」を持った思春期のミュータントたちによる青春ホラーとなっている。出演は「スプリット」のアニャ・テイラー=ジョイに、メイジー・ウィリアムズチャーリー・ヒートンアリシー・ブラガ。メガホンをとったのは「きっと、星のせいじゃない。」のジョシュ・ブーン

2位は前週首位だったラッセル・クロウ主演のスリラー「Unhinged」。3週目の週末は約260万ドルの興収で累計は約880万ドル。

初登場で3位に入ったのは、キアヌ・リーブスアレックス・ウィンター主演の「ビルとテッドの大冒険」「ビルとテッドの地獄旅行」に続くコメディシリーズ第3弾「Bill and Ted Face the Music」。同作はVODでも同時配信され、約1000館の上映で興収は約110万ドルだった。

約52万ドルの興収で5位デビューとなったのは、文豪チャールズ・ディケンズの半自伝的小説「デイヴィッド・コパフィールド」を現代に置き換えて映画化したコメディドラマ「The Personal History of David Copperfield」。主演は「スラムドッグ$ミリオネア」「LION ライオン 25年目のただいま」のデブ・パテル。共演にティルダ・スウィントンヒュー・ローリーベン・ウィショー、ピーター・カパルディ、ベネディクト・ウォン。監督は「スターリンの葬送狂騒曲」のアーマンド・イアヌッチ。批評家のレビューは上々で、配給のサーチライトは上映館数をさらに増やす方針。

今週は、先週末にヨーロッパやカナダ、韓国を含む約41カ国で公開され、累計約5300万ドルの大ヒットを記録しているクリストファー・ノーラン監督のアクション大作「TENET テネット」がようやく公開となる。

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