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菅田将暉、榮倉奈々の“壮絶減量”に驚きを隠せず 斎藤工にとって小松菜奈は「動く絵画」

2020年8月21日 20:20

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興収20億を見込める滑り出し
興収20億を見込める滑り出し

[映画.com ニュース] 日本を代表するシンガーソングライター・中島みゆきの名曲に着想を得た映画「」が8月21日、全国350館で封切り。東京・TOHOシネマズ六本木で初日舞台挨拶が行われ、ダブル主演を務めた菅田将暉小松菜奈、共演の斎藤工榮倉奈々が出席した。

平成元年生まれの男女が出会い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり会うまでの18年間を“生活者の視点から見た平成史の変遷”とともに描き出すラブストーリー。本日21日午後3時の時点では、「コーヒーが冷めないうちに」(2018年9月21日公開/興行収入15億円)対比で131%。興収20億円を狙える大ヒットスタートとなった。

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8月12日には、先行上映を実施した「」。菅田の両親は既に鑑賞したようで「『すごく泣いた』と言ってました。母は、映画館のトイレに駆け込んで、涙が止まらなかったと……。本当にありがたいですよね。『もっと優しい映画を作ってよ』と言われたんです。そう考えると、確かにこれまではハードな映画が多かった。だから(『』が)ちゃんと響いたことが嬉しかったんです」と告白。一方、小松は、SNSに寄せられた感想について「私たちが伝えたいことが、ちゃんと伝わっていて――ありがたいなと思います。のめり込んで見てくれる人もいましたし、コメントも長文なんです。パンフレットに入れてほしいほど」と語っていた。

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菅田と榮倉、小松と斎藤は、それぞれが初共演の場に。榮倉は役作りのために、7~8キロの減量を敢行している。「台本に『痩せている』という描写があったので、(簡単に差をつけるため)太ってからクランクインしようと思ったんですが、気づいたら撮影初日に(笑)。約2カ月筋トレをして、減量に割いたのは1週間です。撮影を含めると(体型を維持したのは)2週間ほど。1カ月は無理です。そんなには保てない」と話し、時には“水を12リットルも飲む”ことで、肉体を維持していたことを明かした。

壮絶なエピソードに驚いていた菅田は「ちゃんとコントロールして痩せているのが、本当に凄い!」と尊敬のまなざし。「次の日から“親子のシーン”が始まる際、(娘役の子と親交を深めるために)ご飯に行ったんです。でも、榮倉さんは、何も食べられない。俺もちょっと気を使って食べなかったですもん」と振り返るが、榮倉から「そうだっけ? いや、そんなことない! めっちゃ食べてた! 唐揚げと刺身とステーキ……あんなに美味しそうに見えたのは初めて(笑)」とツッコミを入れられていた。

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斎藤は、沖縄ロケで小松と初めて芝居に臨んだようで「小松さんが、海沿いにいらっしゃったんですけど、絵かと思いました。絵画が動いているという印象。なんなら今もそう。絵画が動いている」と独特の表現で述懐。その言葉に笑みを浮かべていた小松は「斎藤さんとは、海のシーンで初めましてだったんですけど、タンクトップ、釣り竿、麦わら帽子という格好が、沖縄に馴染みすぎていて(笑)。大人の余裕のある、スマートさ。優しい風が吹いてました」と忘れられない共演となったようだ。

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