エル・ファニング、実際に起きた衝撃的事件の真相に迫るHuluの新ドラマに主演
2020年8月16日 13:00
[映画.com ニュース]「マレフィセント」「ガルヴェストン」のエル・ファニングが、実際に起きた事件を題材にしたHuluの新リミテッドシリーズ「The Girl From Plainville(原題)」に主演することが、米ハリウッド・レポーターによってわかった。
題材となる事件は、2014年に米マサチューセッツで当時17歳だった少女ミシェル・カーターが、ネット上で交際していた18歳の少年コンラッド・ロイさんに何百通ものメールを送って自殺を迫り、死に追いやったというもの。カーター被告はその後17年に、過失致死罪で懲役2年6カ月の有罪判決を受けている。
リミテッドシリーズでは、米エスクァイア誌に掲載されたジェシー・バロンの記事を基に、ふたりの関係からロイさんの自殺、カーター被告に有罪判決が言い渡されるまでの一連の出来事が詳細に描かれるという。
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」で共同脚本・製作を担当したリズ・ハンナと、ジェイミー・ドーナン主演の話題の新ドラマ「Dr. Death(原題)」でショーランナーを務めるパトリック・マクマナスが共同で脚本を執筆し、制作総指揮とショーランナーを兼任。主演のファニングも制作総指揮に名を連ねる。
なお、ファニングが主演を務めるHuluのオリジナルドラマは、ファニングが18世紀ロシアの女帝エカチェリーナ2世を演じる歴史ドラメディ「The Great(原題)」に続き、2作目となる。「The Great(原題)」は、先ごろノミネーションが発表された第72回プライムタイム・エミー賞で、コメディシリーズ部門脚本賞と監督賞にノミネートを果たしたほか、シーズン2への更新もすでに決定している。