「ブラックパンサー」マイケル・B・ジョーダン、ハリウッドで黒人の雇用を訴える
2020年6月10日 14:30

[映画.com ニュース] 「ブラックパンサー」や「クリード」シリーズで知られる黒人俳優のマイケル・B・ジョーダンが、警察の暴行に抗議するデモで、ハリウッドでの黒人の雇用を訴えたと米ハリウッド・レポーターが報じている。
5月25日(現地時間)、米ミネソタに住む黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官に首を膝で押さえつけられて死亡。周囲にいた人物が撮った動画がSNSなどで拡散し、全米各地に抗議デモが広がっている。
そんななか、ハリウッドの4大エージェンシーは6月6日、米ロサンゼルスのセンチュリーシティで合同デモを開催。この場でマイクを握ったジョーダンは、白人警官によって黒人青年が殺されるさまを描いた「フルートベール駅で」への出演で、「自分の家族や娘、母親の痛みを感じる機会を得た」と告白。その後、出演とプロデューサーを兼ねた「華氏451」では、政府や迫害者が(黒人が)知識を手に入れないようにするために奔走するさまを目の当たりにしたという。また、実話を元にした「黒い司法 0%からの奇跡」への出演を経て、実在の弁護士ブライアン・スティーブンソンから差別と偏見に満ちた制度のなかで立ち回る術を学んだと話した。
ジョーダンは、会場に詰めかけたエージェントたちに、「彼の戦略と考え方とアプローチを学んだ。とても冷静で、とても戦略的で、とても思慮深い。離れていてはだめだ。問題の近くにいなくてはいけないんだ」「いまこそぼくらのビジネスを見直さなくてはいけない」「黒人のスタッフに投資してほしい」と訴えている。
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