ティモシー・シャラメの愛の告白に心奪われる…「ストーリー・オブ・マイライフ」本編映像独占入手
2020年6月3日 12:00
[映画.com ニュース] シアーシャ・ローナンとグレタ・ガーウィグ監督がタッグを組んだ「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」の本編映像を、映画.comが独占入手した。青年ローリーを演じたティモシー・シャラメが、作家志望の少女ジョー(ローナン)に愛を告白する姿が、切なく切り取られている。
19世紀を代表するベストセラー作家ルイーザ・メイ・オルコットが、自らの生き方を重ねて書き上げた名作小説「若草物語」を映画化。南北戦争時代に力強く生きるマーチ家の4姉妹が織りなす物語を紡ぐ。第92回アカデミー賞で計6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。
「君の名前で僕を呼んで」で注目を集め、「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」「ザ・フレンチ・ディスパッチ(原題)」など話題作に引っ張りだこのシャラメが本作で演じたのは、4姉妹の隣に引っ越してきたローリー。ジョーと出会って以来、一途に好意を寄せていたが、小説家としての夢を追い「女の幸せは結婚だけではない」と信じる彼女を困らせたくないと、告白せず親友として絆を深めていた。
本編映像では、大学の卒業を機に長期間家を離れることになったローリーが遂に意を決し、ジョーに愛を告げるシーンを活写。「もう待ちたくない」「出会った時から君を愛してる」「君はずっと僕に告白させなかったけど、君の答えを知りたい」「君の嫌いなことは全部やめた、不平も言わず待ってた、いつか君が愛してくれると」――ジョーから何度さえぎられても、次々と溢れ出す思い。しかし、女性が結婚と夢の両方を手に入れることが許されなかった時代、この告白はジョーにとって「ローリーと小説家になる夢、どちらを選ぶか」という辛い選択を迫られることを意味していた。
「ブルックリン」「レディ・バード」に続き本作でもアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたローナンが、情熱家で自分を決して曲げない次女ジョー役で主演。エマ・ワトソンが幸せな結婚を望む美しき長女メグ、エリザ・スカンレンが内気で繊細なピアニストの三女ベス、フローレンス・ピューが人懐っこいが頑固な末っ子エイミーを演じた。ほかローラ・ダーンが愛情豊かな4姉妹の母親、メリル・ストリープが裕福なマーチ伯母に扮し、脇を固めた。
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」は、6月12日から全国で順次公開。
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