米ワーナー「ザ・バットマン」などの公開延期を決定 新型コロナウイルスの影響で
2020年4月23日 11:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、米ワーナー・ブラザースが「ザ・バットマン」などの全米公開日の延期を発表した。
ロバート・パティンソン(「トワイライト」)が主演を務める「ザ・バットマン(原題)」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイギリスでの撮影を中断。マット・リーブス監督(「猿の惑星」シリーズ)によると、全体の25%の撮影を終えた状態で、再開の目途は立っていない。この状態を受け、ワーナーは2021年6月25日の全米公開を、同年10月1日に延期すると発表した。
さらに、アメリカのテレビドラマ史に残る傑作として知られる「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の映画版「The Many Saints of Newark(原題)」も、今年の9月25日から21年3月12日に公開を延期。同作は、テレビドラマの前日譚として企画・製作総指揮を務めたデビッド・チェイスが、ローレンス・コナーと共同で脚本を執筆。かつて「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の演出を手がけ、その後、「マイティ・ソー ダーク・ワールド」や「ターミネーター:新起動 ジェニシス」などのハリウッド大作を手がけたアラン・テイラー監督がメガホンをとる。
米テニス界の女王ビーナスとセリーナ・ウィリアムズ姉妹のコーチにして実父であるリチャード・ウィリアムズの伝記映画「King Richard(原題)」も、今年の11月25日から21年11月19日に公開を延期。偉大な女子テニスプレーヤーふたりを育てた主人公のリチャード・ウィリアムズ役は、ウィル・スミスが演じる。
DC映画「シャザム!」の続編「シャザム!2(仮題)」も、22年4月1日から同年11月4日に公開を延期するという。その一方、クリストファー・ノーラン監督の待望の新作「TENET テネット」(7月17日全米公開)と、大ヒット映画の続編「ワンダーウーマン1984」(8月14日全米公開)の公開予定は変更していない。
現在は、新型コロナウイルスの感染防止策として全米の劇場が閉鎖されるなか、事態が収束し、7月中旬までに再開できるかどうか注目である。
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