多彩な音楽ジャンルのトロールズが歌い踊る! ドリームワークス新作、特報完成
2020年3月26日 08:00

[映画.com ニュース] 米ドリームワークス・アニメーションが手掛けるミュージックアドベンチャー「トロールズ ミュージック★パワー」の特報と場面写真が公開された。映像にはポップ族、テクノ族、クラシック族、ヒップホップ族、ロック族など、音楽のジャンルごとに分かれた個性豊かな妖精トロールズたちが登場する。
「シュレック」や「ボス・ベイビー」などのヒットキャラで知られるドリームワークスが新たに生み出したのは、歌&ダンス&ハグが大好きで、フェルト生地のような質感とカラフルなふわふわヘアーがキュートなトロールズ。海外ではテレビシリーズや劇場版「トロールズ」(日本未公開)で人気を集めてきた。
物語の始まりはポップ村の元気いっぱいなクイーン・ポピーに届いた、ロック族のクイーン・バーブからの手紙。手紙によると、トロールズの世界はポップ村の他に、異なる音楽ジャンルの村が存在し、かつてはひとつの王国として繁栄していたという。「私たちと違う歌や踊りをする他のトロールたちがいるなんて素敵!」と胸を弾ませるポピー。しかし、バーブが全ての村を乗っ取ろうとしていたことが分かり、ポピーは仲間たちと一緒に世界を守る旅に出かける。
ポピーが歌うシンディ・ローパーの「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」のアレンジ曲で幕をあける特報では、音楽満載で色鮮やかなトロールズたちの世界が垣間見える。「ダフト・パンク」の大ヒット曲「ワン・モア・タイム」をネオンカラーのテクノトロールが披露し、偉大な音楽家モーツァルトのような風貌のクラシックトロールによる弦楽器の調べが響いたかと思うと、全身ラメのヒップホップトロールによるオリジナルのラップソングが力強く歌われる。そんなノリノリの雰囲気をエレキギターの演奏でぶち壊したのは、「ロック以外の音楽は全て破壊してやる!」と叫ぶロックトロールのバーブ。「皆で全ての音楽を救おう!」と立ち上がるポピーたちの冒険に、期待が高まる映像が完成した。
「シュレック」シリーズや「スポンジ・ボブ」のウォルト・ドーン監督がメガホンをとった本作。「ピッチ・パーフェクト」シリーズで美声を披露してきたアナ・ケンドリックは、歌と踊りが大好きなピンク髪のヒロイン・ポピー、音楽プロデューサーも兼ねるジャスティン・ティンバーレイクは、ポピーと“友達以上恋人未満”の相棒ブランチの声を担当する。そのほか「スモールフット」「ピーターラビット」シリーズのジェームズ・コーデン、米オーディション番組「アメリカン・アイドル」でブレイクしたケリー・クラークソンら、音楽分野の著名人が参加している。
「トロールズ ミュージック★パワー」は、10月から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
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