オバマ夫妻＆ルッソ兄弟が製作 Netflix映画「Exit West」にリズ・アーメッド主演
2020年3月14日 07:00
［映画.com ニュース］ 「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー＆ジョー・ルッソ監督の製作会社AGBOが、Netflixの新作「Exit West（原題）」で、バラク・オバマ前大統領＆ミシェル夫人の製作会社ハイヤー・グラウンドと組むことがわかった。米Deadlineによれば、リズ・アーメッド（「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「ヴェノム」）が主演、ヤン・ドマンジュ（「ベルファスト71」）が監督に決まったという。
Netflix映画「Exit West（原題）」は、パキスタンの作家モーシン・ハミッドの2017年の同名ベストセラー小説が原作。中東と思われる国で出会った男女サイードとナディアは、情勢が悪化した国を離れるため不思議な扉を開けて外国に逃亡し次々と国を渡り歩くという、難民と恋愛をテーマにしたストーリーだ。オバマ前大統領は、17年のお気に入りブックリストに本書を選出していた。
ルッソ兄弟が17年8月に映画化権を獲得。当初は「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のノルウェー人監督モルテン・ティルドゥムがメガホンをとると報じられていた。
ちなみに、アーメッドはハミッドの小説「コウモリの見た夢」をミーラー・ナーイル監督が映画化した「ミッシング・ポイント」（2012）にも主演している。「Exit West（原題）」は今春撮影スタートの予定。
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