格差や対立をもたらすものは何か? 映画版「21世紀の資本」ピケティが語る本編映像
2020年3月13日 15:00

[映画.com ニュース]世界35カ国で翻訳され、300万部を売り上げた大ベストセラーを、著書のトマ・ピケティ出演・監修で完全映画化した「21世紀の資本」の本編映像の一部を映画.comが入手した。
2014年に日本でも発売され一大ブームを巻き起こした経済学書「21世紀の資本」。しかし、700ページという超大作のため、完読が難しいというのも有名な話である。そこで、ピケティ自身が監修から出演までこなし、一般の人も五感だけで理解できるよう、著名な経済学者とともに、本で実証した理論を難しい数式などを使わずに映像で表現したのが本作だ。
このほど公開された映像は、トマ・ピケティ自身が、さまざまな素材を用いて過去3世紀の歴史的データを解説。“財産や権力の集中”“対立”など現代社会にはびこる問題の原因について言及し、一部の政治家が「格差拡大」を悪用していると指摘。さらには多国籍企業や富裕層が抱える資産への課税を提唱する。
ジャスティン・ペンバートン監督から本作のプロジェクトを持ち掛けられたピケティは「書籍とは別な言語を使って『21世紀の資本』を語るのに最良の方法ではないか。私の本のすばらしい増補になったと信じている」と語っており、「ウォール街」「プライドと偏見」「レ・ミゼラブル」「ザ・シンプソンズ」などの映画やアニメ、ポップカルチャーからの引用を交え、過去300年の世界各国の歴史を“資本”の観点から切り取っている。
「21世紀の資本」は3月20日から新宿シネマカリテほか、全国順次公開。
(C)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのとんでもない映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った少年の、再生の物語。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】観てきたけど…マジ最高!! 究極のスリル、圧倒的な感動、全瞬間が限界突破!!
提供:東宝東和