リブート版「ミクロキッズ」にリック・モラニス復帰
2020年2月20日 17:00
[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーが準備中のリブート版「ミクロキッズ」に、オリジナル版で父親役を演じたニック・モラリスが復帰することが明らかになった。米Deadlineが報じている。
1989年公開の「ミクロキッズ」は、父親(モラニス)が発明した物体縮小装置が誤って作動した結果、ミクロサイズになった子どもたちが繰り広げる冒険を描くファミリーアドベンチャー。大ヒットとなり、続編「ジャイアント・ベビー」(92)、とテレビ映画「ミクロキッズ3」が製作されている。
現在準備中のリブート版は、いまや大人になった子どもの1人が科学者志望の主人公となり、自分の子どもたちを誤ってミクロ化させてしまうというストーリー。主人公は「美女と野獣」「オリエント急行殺人事件」のジョシュ・ギャッドで、オリジナル版を手がけたジョー・ジョンストン監督(「ロケッティア」「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」)が再びメガホンをとることになる。
父親役として復帰するモラニスは、カナダのバラエティ番組「Second City Television(通称:SCTV)」で注目を集めたのち、映画界に進出。「ストリート・オブ・ファイヤー」「ゴーストバスターズ」「リトルショップ・オブ・ホラーズ」「スペースボール」「バックマン家の人々」「ミクロキッズ」など、80年代のハリウッド映画に欠かせない存在となった。
97年に子育てのために俳優業を引退し、その後は声優として活動していたが、本作をもって本格復帰を果たすという。