A24製作、オークワフィナ主演 中国系アメリカ人一家の感動作「フェアウェル」予告編
2020年2月5日 12:00

[映画.com ニュース] 「クレイジー・リッチ!」のオークワフィナが、アジア系アメリカ人女優として初のゴールデングローブ賞(主演女優賞/ミュージカル・コメディ部門)に輝いた、「フェアウェル」の日本版予告編が公開された。
気鋭スタジオ「A24」製作、中国で生まれアメリカで育ったルル・ワン監督が自身の体験に基づき描いた物語で、祖国を離れて海外で暮らしていた親戚一同が、余命わずかな祖母のために帰郷し、それぞれが祖母のためを思い、時にぶつかり、励まし合うながら過ごす日々を描いたハートウォーミングドラマ。全米わずか4館で限定公開の後、驚異的な大ヒットを記録、館数が桁違いの大作群の中で全米10位にランクインした。
祖母を愛してやまない主役の孫娘ビリー役をオークワフィナが務め、ビリーの父親ハイヤン役に「ラッシュアワー」シリーズや実写映画「ムーラン」にも参加したツィ・マー、中国で最高レベルの演技者だけに授与される「国家一級演員」にも選ばれた実力派女優チャオ・シュウチェンが祖母ナイナイ役。そして“2019 年に注目すべき監督10人”(バラエティ)に選ばれた女性監督ルル・ワンが脚本も手掛け、家族の在り方とそれぞれの生き方をリアルに描いた。
ニューヨークに暮らすビリーは、中国にいる祖母が末期がんで余命数週間と知らされる。この事態に、アメリカや日本など世界各国で暮らしていた家族が帰郷し、親戚一同が久しぶりに顔をそろえる。アメリカ育ちのビリーは、大好きなおばあちゃんが残り少ない人生を後悔なく過ごせるよう、病状を本人に打ち明けるべきだと主張するが、中国に住む大叔母がビリーの意見に反対する。中国では助からない病は本人に告げないという伝統があり、ほかの親戚も大叔母に賛同。ビリーと意見が分かれてしまう。
予告編では、アメリカ育ちのビリーが中国では余命宣告をしないという文化に戸惑う姿が展開、特に涙を浮かべながら「これは正しいのか?って、いつも悩んでる」と、大好きなナイナイへ嘘をつくことに対して葛藤するシーンなどが切り取られている。4月10日から、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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