タイカ・ワイティティ監督、新「スター・ウォーズ」参加か
2020年1月23日 11:00

[映画.com ニュース] 最新作「ジョジョ・ラビット」が好評のタイカ・ワイティティ監督が、新「スター・ウォーズ」の企画開発を依頼されていると米ハリウッド・レポーターが報じた。
「スター・ウォーズ」は、現在公開中のシリーズ第9弾「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(J・J・エイブラムス監督)でスカイウォーカー家を題材にしたサーガが完結。その後は、まったく新しい「スター・ウォーズ」の企画開発が行われているといわれ、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の企画・制作総指揮を務めたデビッド・ベニオフとD・B・ワイスが招聘されたものの、昨年10月に離脱するなど、スムーズに進んでいるとは言いがたい状況だ。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を手掛け、「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」が高評価を受けているライアン・ジョンソン監督と、マーベル・シネマティック・ユニバースを構築したマーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長が新「スター・ウォーズ」の企画開発に関わっていると言われているものの、これまで目立った動きはない。一方、ルーカスフィルムはディズニーのストリーミングサービスDisney+向けに「マンダロリアン」やオビ=ワン・ケノービを主人公にしたスピンオフなどの実写ドラマを積極的に手がけている。
そんななか、ワイティティ監督が新「スター・ウォーズ」の企画開発に招聘されていることが明らかになった。ワイティティ監督は「マイティ・ソー バトルロイヤル」とその続編「マイティ・ソー ラブ・アンド・サンダー(原題)」で、ファイギ社長とタッグを組んでいる。さらに「マンダロリアン」では、賞金稼ぎのドロイドIG-11役を演じているほか、シーズン1最終話の演出を手がけており、「スター・ウォーズ」の世界観にも馴染みがある。
ただし、現在は小規模映画「ネクスト・ゴール・ウィンズ(原題)」のポストプロダクション中で、続けて2021年11月5日全米公開予定の「マイティ・ソー ラブ・アンド・サンダー(原題)」の撮影に入る。その後は、ハリウッド実写版「AKIRA」に着手するとみられており、新「スター・ウォーズ」に参加するのであればスケジュール調整が必要になりそうだ。

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