大泉洋&小池栄子、「グッドバイ」完成披露で舌戦も“オシドリ夫婦”ぶり披露
2020年1月23日 21:28

[映画.com ニュース] 俳優の大泉洋と女優の小池栄子がダブル主演の映画「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」の完成披露試写会が1月23日、東京・丸の内ピカデリー2で行われた。
太宰治の未完の遺作をベースに、ケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化した15年の舞台「グッドバイ」の映画化。戦後の復興期、愛人たちと別れるために“絶世の美女”と偽の夫婦となった男女が繰り広げるラブコメディーだ。
優柔不断だが女性が放っておけないモテ男を演じた大泉だが、「オファーを受けた時点ではそれほど強調されず、モテているシーンはほぼなかった」と成島出監督にクレーム。それでも、「成島監督からのオファーが何よりうれしかった。面白い脚本でワクワクしながら読んだ。見始めてからノンストップで楽しめます」と自信のほどをアピールした。
“絶世の美女”に扮した小池は、「大泉さんの人間としての豊かさチャーミングさが全面に注入され、絶妙にいいところとダメなところがエッセンスになっている。女性がほれるのも納得」とフォロー。だが、「割と格好良かった」と口を滑らせてしまったため、大泉が「割とって言うな。俺は全部、格好良くやったつもりだ。皆もずっと格好良かったとネットに書け」と不貞腐れ観客に強要した。
愛人役や妻役の女優陣も、モテ男とダメ男のどちらに魅かれるか問われ一様に困惑。水川あさみは、「役の上では母性をくすぐられるけれど、ちょっとよく分からない」と回答を放棄。すると橋本愛が、「モテ男はダメ男ですよね」と正論を放ち、登壇者全員を納得させた。
タイトルにちなみグッドバイしたいことを聞かれると、小池が「この映画のプロモーションで、大泉さんと幾つものバラエティ番組をやらせてもらって、とても楽しいんだけれどグッドバイした後に、すごく安らかな気持ちなっている自分がいる」と告白。対する大泉は、「お互いさまだ。私も正直、この人と一緒に出たいとは思っていない」と対抗しつつも、抜群のコンビネーションを見せていた。
「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」は、2月14日から全国で公開される。
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