山田涼介が「記憶屋 あなたを忘れない」で見せた“進化” 共演者&スタッフが証言!
2020年1月6日 14:30

[映画.com ニュース] 第22回日本ホラー小説大賞(読者賞)を受賞した織守きょうや氏の小説を映画化した「記憶屋 あなたを忘れない」が、1月17日から全国公開される。主演を務めた「Hey! Say! JUMP」の山田涼介は、“座長”として強い意識を持って本作に挑んだことを明かし、共演者やスタッフもその姿勢を絶賛している。
大学生の遼一(山田)は年上の恋人・杏子(蓮佛美沙子)にプロポーズするが、数日後に再会した彼女は、遼一の記憶だけを失っていた。人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」探しに奔走する遼一は、やがて切ない真実を知る。
今回、山田は撮影現場で平川雄一朗監督と話し合いながら脚本を変えていったそう。その理由について「主演を務めさせていただく者として、そして座長を務めさせていただく者として、この物語をどこに着地させればいいのかを考え続けました。そしてブレてはいけない部分は守っていかなければいけないと思いました」と決意を明かす。
座長としての意識は共演者にも大きな影響を与えたようで、遼一の幼なじみ・真希を演じた芳根京子は「山田さんとは初めての共演だったのですが、顔合わせの時から『敬語なんて使わなくていいから』とおっしゃって下さって。撮影の初日も山田さんがとても気さくに話しかけて下さったおかげで、変な緊張感のようなものが出ず、良い幼なじみ感を出す ことができました」と語り、山田の気遣いに感謝を示す。
「パーフェクトワールド 君といる奇跡」「居眠り磐音」などを手掛け、本作のプロデューサーを務める西麻美氏も「山田さんはとても頼りになりました。芳根さんの役柄はとても感情の波があり難しい役なのですが、すべての芝居に付き添っていました。そして撮影裏でもみんながいるベースに必ず来てくれて、一緒に撮影しているところを見たり、場を和ませて温めてくれるんです。さすが座長だなと思いました」と称えている。
山田自身も「チーム感というか、一つのゴールに向かってみんなで力を合わせていくという雰囲気を作ることができて、とても楽しかったです」と充実感をにじませており、本編での演技にも期待がかかる。
「記憶屋 あなたを忘れない」は1月17日から全国公開。
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