全米映画批評家協会賞「パラサイト 半地下の家族」が2冠
2020年1月6日 19:00

[映画.com ニュース] 全米批評家協会(National Society of Film Critics)の所属会員の投票によって選出される第54回全米批評家協会賞が発表され、韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が、作品賞と脚本賞の2冠に輝いた。
「パラサイト 半地下の家族」は、第72回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞。全員失業中の一家があるきっかけで豪邸に“寄生”していくさまを描いた悲喜劇で、貧富の差という万国共通のテーマと優れたエンタテインメント性から、アメリカでもヒットを記録している。各映画賞で外国語映画賞を総なめにしてきたが、同賞で作品賞と脚本賞を受賞したことで、アカデミー賞の本命候補のひとつとなった。
なお、昨年はアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA ローマ」が全米批評家協会賞監督賞と撮影賞、外国語映画賞の3冠。クロエ・ジャオ監督の「ザ・ライダー」が作品賞を受賞していた。
主な受賞結果は以下の通り。
主演男優賞 アントニオ・バンデラス「Pain and Glory(英題)」
主演女優賞 メアリー・ケイ・プレイス「ダイアン(原題)」
助演男優賞 ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
助演女優賞 ローラ・ダーン「マリッジ・ストーリー」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
監督賞 グレタ・ガーウィグ「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
脚本賞 ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン「パラサイト 半地下の家族」
撮影賞 クレール・マトン「アトランティックス」「Portrait of a Lady on Fire(英題)」
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