芦田愛菜、役づくりのため髪を30cmカット!主演作「星の子」がクランクイン
2019年12月23日 20:00

[映画.com ニュース] 女優の芦田愛菜が12月21日、約6年ぶりとなる実写映画主演作「星の子」のクランクインを迎えた。芦田は役づくりのため、髪を30センチ以上カット。あわせてお披露目された、クラインクイン直後のインタビュー映像で、役づくりへの思いを語っている。
「むらさきのスカートの女」で令和初となる第161回芥川賞を受賞した作家・今村夏子氏の同名小説を、「さよなら渓谷」「日日是好日」の大森立嗣監督が映画化。中学3年生のちひろは、大好きな両親から愛情たっぷりに育てられてきた。しかし、両親はちひろが生まれた時の病気を奇跡的に治した“あやしい宗教”を深く信じている。思春期を迎えたちひろは生まれて初めて、家族とともに過ごす自分の世界を疑い始めていく。

天才子役として第34回日本アカデミー賞の新人俳優賞など数々の賞を獲得し、近年は「海獣の子供」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の声優を務め、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」で祝辞を披露するなど、幅広いフィールドで活躍する芦田。本作では、自身と同じ中学3年生で、少女から大人へと成長していくかけがえのない瞬間を生きる主人公・ちひろを演じる。インタビュー映像で、撮影初日を迎えた気持ちを問われ、「こうして制服を着て、学校に来て撮影していくうちに、どんどんちひろになっていく感じというか、『いよいよ始まるぞ!』という高揚感があります」と胸中を明かす。
髪をばっさりカットした理由について、芦田は「原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じることを想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の長さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました」と振り返り、「切った瞬間は『首が軽い!』と思いました」と笑顔を見せる。そして、「髪を切ったことで自分のイメージの中のちひろに近づけたような気がしています。これから約一カ月間ちひろに寄り添って、スタッフさん・共演者の皆さんと一緒に、たくさんの方に感動して頂ける作品がつくれるように頑張っていきたいと思っております」と意気込んだ。
「星の子」は、2020年1月まで撮影予定。20年に全国で公開される。
(C)2020「星の子」製作委員会
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