【国内映画ランキング】「スター・ウォーズ」19年に公開された実写映画の3日間オープニング記録樹立!
2019年12月23日 18:26

[映画.com ニュース] 12月21日~22日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。お正月映画の大本命の一本、「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」が20日より全国962スクリーンで公開され、期待通り首位スタートを切った。
「スター・ウォーズ」サーガのエピソード9にあたり、1977年のシリーズ1作目から計9作品を通して語られてきたスカイウォーカー家の物語の完結編。土日2日間で動員67万1000人、興収10億3700万円を稼ぎ出した。これは17年12月に公開され、最終興収75.1億円を記録した前作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」の興収比92.1%の成績。だが、前夜祭上映を含めた公開3日間では動員101万8851人、興収15億7046万円をあげ、今年公開された実写映画の3日間オープニング記録を樹立した。シリーズの熱狂的なファンはもちろん、20代から30代の女性客やカップル、さらに新スター・ウォーズ世代と言われる中高生や子どもを連れたファミリーと、老若男女問わず幅広い層が劇場に詰めかけている。前作を超え、100億円を突破し、シリーズ史上最高の最終興収を記録できるか注目だ。
4週連続首位だった「アナと雪の女王2」は2位。週末2日間で動員40万人、興収5億1400万円をあげ、累計動員は641万人、興収は82億円を突破した。
新作では他に、「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」が3位に初登場。「週刊少年ジャンプ」連載の堀越耕平による人気コミックを原作とする大ヒットアニメの劇場版第2弾だ。20日より全国313スクリーンで公開され、土日2日間で動員22万4000人、興収2億8300万円をあげた。この成績は18年8月に公開され、最終興収17.2億円を記録した第1弾「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー)」の興収比98.6%。お正月興行次第では前作超えが期待できるスタートとなっている。
4位には新作「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」がランクイン。「平成仮面ライダー」シリーズの20作目で最後の作品となった「仮面ライダージオウ」と、平成から令和への改元を経た19年に「令和仮面ライダー」の1作目として誕生した「仮面ライダーゼロワン」が共闘する劇場版だ。21日より全国327スクリーンで公開され、土日2日間で動員19万6000人、興収2億4900万円を記録している。これは昨年同時期に公開され、最終興収15億円を突破した「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」の興収比64%の成績。まずは興収10億円超えが当面の目標になりそうな出足となった。
なお、新作「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」は10位スタート。バイキングの少年とドラゴンの友情と成長を描いたドリームワークス製アニメ「ヒックとドラゴン」シリーズの劇場版第3作となる。
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