クリストファー・ノーラン最新作「TENET」20年9月公開 時間が逆転する世界おさめた予告
2019年12月20日 13:00

[映画.com ニュース]クリストファー・ノーラン監督の最新作「Tenet(原題)」が、「TENET テネット」の邦題で、2020年9月18日に公開されることが決定し、予告編がこのほどお披露目された。斬新なアイデアを、驚異的なビジュアルと圧倒的リアリティで映像化してきたノーラン監督。映像には、謎のミッションに挑む男を軸に、時間が逆転する想像を超えた世界の一端が映し出されている。
「ダークナイト」シリーズをはじめ、「インセプション」「ダンケルク」と話題作を放ち続けるノーラン監督が、「インターステラー」(2004)以来となるオリジナル脚本で描くサスペンス・アクション。「ブラック・クランズマン」で映画単独初主演を果たしたジョン・デビッド・ワシントンが主演を務める。「ザ・バットマン(原題)」の新バットマン役に決定したロバート・パティンソン、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」のエリザベス・デビッキが共演。さらに、「ダンケルク」に続くノーラン作品への参加となった「キングスマン」のマイケル・ケインと「ナイル殺人事件(仮題)」を控えるケネス・ブラナーら実力派キャスト陣が結集した。
予告編の冒頭では、あるミッションと対峙し、重力に逆らって空中を舞いビルの壁を上がっていく男を活写。物語の全貌はベールに包まれているが、「テストは合格。君は特別だ。“死後の世界”へようこそ」「第三次世界大戦を防ぐのよ」「この言葉を覚えろ。“TENET”。生還へのカギだ」と意味深な言葉が飛び交う。そして、「新しい目で世界を見て。頭で考えず、感じて」というセリフに導かれるように、時間が巻き戻っていくかのような驚きの現象が切り取られている。
パティンソンが「長年見てきた中で、一番クレイジーな作品」と語るように、現実と虚構が交錯し、タイムサスペンスが張り巡らされた本作。前作「ダンケルク」で第90回アカデミー賞の8部門にノミネートされ、3冠に輝くなど、映像フォーマットを更新し続けてきたノーラン監督は、本作のために全世界7カ国でIMAXカメラ撮影を敢行。圧巻の映像世界を作り上げている。
あわせてお披露目されたビジュアルは、銃を手にしたワシントンの姿が中央で反転しているもの。劇中では生還のためのキーワードとされ、タイトルにもなっている「TENET」は、前から読んでも後ろから読んでも同じ意味になり、物語に隠された謎を暗示しているかのようだ。
「TENET テネット」は、20年9月18日から公開。IMAX版も同時上映される。
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