「スパイダーマン」MCU残留はトム・ホランドの“泣きながらの酔っ払い電話”のおかげ?
2019年12月6日 16:00
[映画.com ニュース] トム・ホランドが12月4日(現地時間)、米ABCのトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に出演。自身と米ウォルト・ディズニーの代表兼CEOのボブ・アイガー氏との“泣きながらの酔っ払い電話”が「スパイダーマン」のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)残留のきっかけになったかもしれないと明かした。
騒ぎの発端は、今年8月にディズニーと米ソニー・ピクチャーズの間でとり行われた、今後のスパイダーマン映画をめぐる更改交渉。更新に際し、ディズニーは大幅な条件アップを要求したが、ソニー側がこれを拒否したため交渉が決裂し、今後のスパイダーマン関連作品はソニーが独自で製作、スパイダーマンがMCUから離脱するのはほぼ確定とみられていた。
しかし9月27日(現地時間)、ディズニー/マーベルとソニーは、「スパイダーマン ホームカミング」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続くシリーズ第3弾を共同で製作すると発表。ホランドがピーター・パーカー/スパイダーマン役で続投することが決定した。
ホランドは、この騒動の最中に米カリフォルニア・アナハイムで開催されたディズニーのファンイベント「D23 EXPO」に、アイアンマン/トニー・スターク役を演じたロバート・ダウニー・Jr.やスター・ロード/ピーター・ジェイソン・クイル役を演じるクリス・プラットらMCUの仲間たちとともに出席。そのときはMCUの一員として振る舞うことができず、「すぐそこにMCUの友人たちがいて、みんなで写真を撮ったりしているのに僕はその輪に入れない。そんなのつらすぎるよ」と悲しげな表情を浮かべた。
そんななか、ホランドがアイガー氏にこれまでの感謝を伝えるメールを送ると、数日後にアイガー氏から電話がかかってきたという。そのときパブで酔っぱらっていたホランドは、泣きながら「素晴らしいチャンスをくださってありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えると、アイガー氏は「どうにか上手くいく方法があるはずだ」と返答したといい、「そこからはお互いに山ほど電話をかけまくったよ」と明かした。
泣いた理由について、「これ(MCUでのスパイダーマン)が終わってしまうと思って、すごく感情的になってしまったんだ。ソニーとも素晴らしい企画があったから、スパイダーマンの未来はまだまだ明るいと分かっていたよ。それでも、MCUからスパイダーマンがいなくなってしまうのは残念だった」と当時の心境を吐露した。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー