中井貴一×佐々木蔵之介「嘘八百」続編の主題歌はクレイジーケンバンド!
2019年11月20日 08:00
[映画.com ニュース] 中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務める「嘘八百」の続編「嘘八百 京町ロワイヤル」の主題歌を、横山剣率いる「クレイジーケンバンド」が担当することが決定。あわせて、主題歌入りの予告編と本ポスタービジュアルもお披露目された。
前作では大阪・堺を舞台に、大物狙いで空振りばかりの古物商の小池則夫(中井)とくすぶっている陶芸家の野田佐輔(佐々木)が、幻の“利休の茶器”で一攫千金を狙うさまを描いた。最新作では大阪から京都をまたにかけた2人が再びタッグを組み、千利休の弟子で“天下一”と称された武将茶人・古田織部の幻の茶器“はたかけ”をめぐる大騒動に巻き込まれていく。メガホンをとる武正晴監督、オリジナル脚本を担う今井雅子&足立紳のコンビが続投し、広末涼子、友近、森川葵、前野朋哉、加藤雅也、竜雷太、山田裕貴らが共演する。
ポスターは、幻の茶器“はたかけ”をニヤリと見つめる則夫と佐輔、彼らを裏で糸を引いているかのように微笑むマドンナ・志野(広末)を活写。一方、予告編は、志野が則夫に「父の形見の茶器を騙し取られた」と相談する場面からスタート。佐輔とコンビを再結成した則夫が“ひと儲け”ならぬ“ひと助け”のため、新たな敵となる有名古美術店主人(加藤)と大御所鑑定家(竜)、さらに陶芸王子(山田)やテレビ番組をも巻き込み、騒動を起こしていくさまが切りとられている。
主題歌に起用されたのは、「クレイジーケンバンド」の書き下ろし楽曲「門松」。横山は「意味はどうあれ、『骨董』『京都』『嘘八百』と聞いて直感的に浮かんだのが、映画とは全く関係のないイタリーのヴィンテージカーとその周辺でした。で、音楽的には派手でスウィンドルな匂いのビッグバンドジャズ風だったりしたのですが、パイロット版を見させて戴いたときに『ばっちりハマる!』って予感がありました。で、実際に当ててみて僕は『イイネ!』ってなりましたけど、皆さまはいかがだったでしょう。心配です」とコメントを寄せている。
「嘘八百 京町ロワイヤル」は、2020年1月31日に東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。