細野晴臣、映画監督業に意欲!? 最近気になる映画、音楽、行きたい国は…
2019年11月17日 15:00
[映画.com ニュース]音楽家、細野晴臣氏の活動50周年を記念して製作されたドキュメンタリー「NO SMOKING」のトークイベントが11月16日、東京・シネスイッチ銀座であり、細野氏と佐渡岳利監督が登壇した。
「万引き家族」など映画音楽も担当し、映画ファンとしても知られる細野氏。最近気になる作品を問われると、ドゥニ・ビルヌーブ監督の「メッセージ」を挙げ、「びっくりしました。久しぶりにいい映画音楽を聞きまました。その後すぐ亡くなってしまって残念でしたね」と2018年2月に死去した作曲家ヨハン・ヨハンソンの功績を称えた。
直近ではクエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を鑑賞。今回の会場となったシネスイッチ銀座にもプライベートで足を運んでいるそうで「ここにもよく来るんです。『NO SMOKING』みたいな地味な映画もやるのがいい。昔、2階席で『赤い風船』を見ました。素晴らしかったです」と、振り返った。
さらに「昔の映画や音楽が好きで、最近はボブ・フォッシーをチェックしていて、ハットトリックという帽子を使った小技が素晴らしいんです。自分でも練習をしているんです」と明かす。「元はローレル&ハーディという1920年代のコメディアンで、最近『僕たちのラストステージ』という映画にもなっています。そのひとりのスタン・ローレルが帽子の技をやっていて、1920年代から30年代の人が影響され、父もその1人でした」と、細野氏が父親を通して受けた影響について話す。そのほか、「1940年代を描いた東ヨーロッパの映画が好き。ポーランドのワルシャワに行ってみたい」と、さまざまな時代や国の文化に対する興味関心について語った。
また、佐渡監督が、「NO SMOKING」内に収めた細野氏がフランクフルトで撮影した映像について褒め称えると、「オノ・ヨーコさんとアイスランドでパフォーマンスしたときに、小山田(圭吾)くんとトランジットで寄ったんです。いい街だったんですよ。スマホで撮ったものが面白かったので、自分で加工しました。映像もやりたい」と説明。佐渡監督に「映画監督はどうですか?」と問われると「やりたいです。弟子にしてください」と返し、会場を沸かせた。
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