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「スター・ウォーズ」の名曲が奈良・東大寺に響き渡る! “世界遺産企画”が有終の美

2019年11月12日 22:10

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“世界遺産企画”が有終の美
“世界遺産企画”が有終の美

[映画.com ニュース] 大ヒットSFシリーズの最新作「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の公開を記念して、11月12日に奈良・東大寺で「スター・ウォーズ音楽奉納」が行われた。2015年公開「スター・ウォーズ フォースの覚醒」では京都・清水寺、17年公開「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」では宇治・平等院と、日本を代表する世界遺産での企画が話題を呼んだ「スター・ウォーズ」シリーズ。“世界遺産企画”の有終の美を飾る場所として選ばれた東大寺に、映画史に刻まれている名曲が響き渡った。

東大寺で新たに造立された大仏の完成を祝う儀式「大仏開眼供養会」が営まれたのは、752年のこと。インド僧が導師を務め、海外から伝来した種々の楽舞が奉納されるなど、国際色豊かに“未曽有の大法会”を彩った。その由縁から、近年も数々の大物アーティストにより「音楽奉納」が行われてきた東大寺は、音楽と縁が深い寺院ともいえるだろう。また、東大寺の大仏=毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)は、仏身から発する光で宇宙の真理を全ての人々に照らして導く存在。“光”を象徴するジェダイの騎士が、人々を平和へと導く「スター・ウォーズ」との親和性も感じられることから、今回の「音楽奉納」が行われることになった。

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楽曲を演奏することになったのは、13年、東郷源氏を中心に誕生した「源-Minamoto-」。“映画音楽のための吹奏楽団”として活動しており、「スター・ウォーズ」「ハリー・ポッター」のほか、映画に関するクラシックの演奏も手掛けている。5月4日“スター・ウォーズの日”に毎年実施されるファンイベントでは、シリーズ楽曲のメドレーを披露しているため、ファンの間では広く知られた存在となっている。

今回のイベントは、「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の成功を祈願した祈祷の後に実施された。大仏殿前に勢揃いした「源-Minamoto-」が、まず披露したのは「王座の間」。やがて「レイアのマーチ」「帝国のマーチ」と続き、最後に「メインテーマ」を鳴り響かせる。そのメロディに導かれるかのように、C-3PO、R2-D2、BB-8が登場し、演奏を盛り立てていた。

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イベントに登壇した華厳宗管長・東大寺別当の狹川普文(さがわ・ふもん)氏は「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンだったようで「レーザーディスクの時代から、全作見ているんですよ(笑)」と告白。また、今回の演奏について「音楽を聴いているだけで、42年にかけて築かれた“映画の世界”が、皆さんのなかに浮かび上がってきたはず。それが音楽の強さであり、凄さでもある」「『スター・ウォーズ』の素晴らしい音楽は、あと千年、二千年後にも伝わっていく気がしています」と感想を述べていた。

「(いつもの演奏のシチュエーションとは)全く違ったというのが、正直な感想です」と胸中を吐露した東郷氏。「『スター・ウォーズ』は、全エピソードのメインテーマが変わっていない。もちろん都度都度、場面場面で新曲が挿入されることもありますが、メインテーマは変わらず“終わって、始まって”が続いているんです。(『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』は)最後のエピソードということですが、これが“終わり”ではなく、(狹川氏が話したように)千年、二千年と続くような“始まり”なんじゃないかと思いながら、演奏させていただきました」と語っていた。

スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」は、12月20日から日米同時公開。

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