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草なぎ剛、トランスジェンダー役に挑戦! 内田英治監督「ミッドナイトスワン」製作決定

2019年10月31日 05:00

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“疑似母子”のラブストーリーが描かれる
“疑似母子”のラブストーリーが描かれる

[映画.com ニュース] 草なぎ剛が主演を務め、Netflix制作「全裸監督」やテレビ東京「Iターン」などを手掛けた内田英治監督がメガホンをとるオリジナル映画「ミッドナイトスワン」の製作が決定。草なぎが演じるのは、“母性”が芽生えていくトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)。「難しい役なのですが、凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの、作品として訴えかける力があっていいなと思います」と意気込みを語っている。

トランスジェンダーの凪沙と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(いちか)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く。「5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった」という内田監督。「内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。草なぎさん演じる凪沙とひとりの疎外された少女。多様化が進む現代社会の中で必死に愛を求める人たちを描いた物語です」と説明している。

故郷・広島を離れ、東京の新宿を舞台に生きている凪沙は、育児放棄にあっていた親戚の娘・一果と暮らす事になった。理解し合えるはずもない2人だったが、一果の苦悩を正面から受け止めたことで、凪沙のなかに今まで感じたことのなかった感情が生まれる。やがて、一果への母性を純化させるため、凪沙は尊い決断をくだす。

草なぎは、内田監督による完全オリジナル脚本について「人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います。台本を読んだ時、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら」と述懐。「今までで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います」「“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品のなかで表現できたらと思いました」と明かしている。

撮影は、10月下旬より関東近郊を中心にスタートしており、11月下旬のクランクアップを予定。内田監督は作品に込めた思いに関して「人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか? 多様化が進むなか、普遍的なひとつの愛の形としてトランスジェンダーと少女の関係を描いています。普通に存在する者たちの物語で、普通の娯楽映画として大いに楽しんでいただけたらと思います」とコメントを寄せている。

ミッドナイトスワン」の公開日は、現在未定(配給はキノフィルムズ)。

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