「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」はGG賞コメディ・ミュージカル部門に出品
2019年10月30日 17:30

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督の9作目となる長編監督作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が、第77回ゴールデングローブ賞のコメディ・ミュージカル部門に出品されたことが明らかになった。
落ち目の俳優とスタントマンの友情と絆を軸にした「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、コメディ要素はあるものの、実際の殺人事件を題材にしているだけに、コメディ映画としての出品を意外に思う人は少なくない。
ゴールデングローブ賞は、映画を「ドラマ」と「コメディ・ミュージカル」に分けて審査するのが特徴で、他の映画賞よりも多くの作品がノミネートされる一方で、2つの部門の仕分けが映画ファンのあいだで論争となることが多い。ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーが共演したミステリー「ツーリスト」や、火星を舞台にしたSFサバイバル「オデッセイ」、ホラー作品「ゲット・アウト」、人種問題を扱った友情物語「グリーンブック」などは、いずれもコメディ・ミュージカル部門にノミネートされ、物議を醸した。
作品の仕分けは出品する配給会社に委ねられていることから、作品内に少しでもコメディ要素があれば、競争率の低いコメディ・ミュージカル部門に申請する傾向がある。なお、第二次世界大戦を舞台にした風刺コメディ「ジョジョ・ラビット」(タイカ・ワイティティ監督)、ストリッパーの実話をもとにした犯罪ドラマ「ハスラーズ(原題)」(ローリーン・スカファリア監督)などもシリアスな題材を扱いながら、今年のコメディ・ミュージカル部門に出品されている。
第77回ゴールデングローブ賞のノミネート発表は12月9日、授賞式は2020年1月5日に行われる。

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